検索順位が上がらない7つの原因と、データで見分ける順番

検索順位が上がらない原因は、候補を並べるだけならチェックリストで済みます。分からないのは、自分のサイトがどれに当たるのかです。この記事では、7つの原因それぞれについて、Search Consoleのどの数字を見ればその原因だと判断できるかと、直し方を書きます。見る順番にも理由があります。Googleがそもそもサイトを読めているかを先に確かめ、マイナスを消してから、評価されない理由に進みます。
根拠として、中小企業のサイト3件を診断した記録を末尾に載せています。表示はあるのにクリックされなかったサービスサイト、記事が166本あるのに登録が10ページだった店舗サイト、希望の言葉が月10回も検索されていなかった不動産会社。本文で「事例1では」のように書いている数字は、そこから引いたものです。最終更新:2026年10月17日(診断事例 3件)
伊藤原因の候補を並べるだけなら簡単です。でも「自分のサイトはどれなのか」は、データを見ないと分かりません。この記事は、その判断の部分を書いたものです。
原因は7つ、見る順番はGoogleが読めているかが先
先に見るのは、Googleがサイトを読めて、評価の対象にしているか(原因1・2・3)。それが確認できてから、評価されない理由(原因4・5・6)に進みます。読まれていないサイトのタイトルを直しても、順位は動きません。最後の原因7は、順位の話の前に「その言葉で上位を取る意味があるか」を確かめる観点です。


原因1 記事はあるのにGoogleに登録されていない
登録済みが1割以下なら中身の問題ではない


Search Consoleの「インデックス作成」→「ページ」で、登録済みの数をサイトの総ページ数(記事+固定ページ)と比べます。登録済みが1割以下なら、記事の中身の問題ではありません。タイトルも見出しも良いのに登録されていないサイトは、記事を直す前に、Googleが読めているかを疑います。事例2では177ページ中、登録済みが約10ページでした。
サイトマップの最終読み込みと応答時間を見る
- 「サイトマップ」の最終読み込み日時。数か月前で止まっていれば、Googleは新しいページの存在を知らされていない
- 「ページ」の未登録の内訳。日付アーカイブやタグページが大量に含まれていれば、中身の無いページに巡回が使われている。1つのカテゴリに記事が集中し、一覧が十数ページ続く構造も同じ
- 「設定」→「クロールの統計情報」の平均応答時間と「ホストのステータス」。目安は200〜600ミリ秒。数秒かかっていたり「ホストで問題が起きています」の警告が出ていれば、Googleは巡回を控える。robots.txt を取得できない間は巡回そのものが止まる
事例2では、サイトマップが約10か月読まれておらず、平均応答が3,512ミリ秒、接続の失敗が約3割でした。
サイトマップ復旧とnoindexで巡回を呼び戻す
- サイトマップを復旧して再送信し、「検出されたページ」が総ページ数に近づくことを確認する
- 日付アーカイブやタグページを noindex にし、サイドバーの不要なリンクを止めて、巡回を記事と事例ページに集中させる
- トップページの見出し構造(h1〜h3)を直して、ページの主題をGoogleに伝える
- 店舗なら LocalBusiness の構造化データ(住所・営業時間)を実装する
- robots.txt を静的ファイルにする。WordPressが動的に生成していると、サーバーが遅いときに取得できず、巡回停止の引き金になる
- サーバーの応答が遅い場合は、上位プランへの変更、応答の速いサーバーへの移転、キャッシュプラグインでの応急対応、の順に検討する
巡回数は実施直後から増え始め、登録済みページの増加は3〜4週間後からが目安です。



原因1は、記事の中身にまったく手を付けずに直すケースです。タイトルも見出しも良いのに登録されていないなら、記事を直す前に、まずサイトマップと巡回を疑ってください。
原因2 記事を増やしても登録されない
未登録が登録済みの数倍なら量産の失敗
同じ「ページ」レポートで、登録済みより未登録のほうが数倍多ければ、過去に記事を増やして露出を広げようとした痕跡です。原因1と違うのは、Googleは読んでいるのに登録していない点です。事例1は登録済み40ページに対して未登録が335ページでした。
「クロール済み – 未登録」が横ばいなら再評価なし
未登録の内訳で「クロール済み – インデックス未登録」を見ます。これは、Googleがページを読んだうえで登録しないと決めた状態です。この数字が数か月横ばいなら、再評価の対象にもなっていません。サイトの主題と関係の薄い記事、検索意図に答えていない記事、生成AIで作ったまま人の手が入っていない記事がここに溜まります。Googleはサイトを評価するときに、役に立つ記事とそうでない記事の割合を見ているので、無意味な記事が大半を占めると、本来のサービスページまで評価が下がります。事例1では64ページが3か月横ばいでした。
低品質記事を削除してから新しい記事を足す
- SEO目的で量産された低品質記事を削除する。登録されておらず流入も無い記事を残しておく理由はない。残すなら、トップページからリンクを張ってクローラーがたどれるようにする(記事の質に問題が無いのに登録されていない場合は、先に原因1を疑う)
- 「クロール済み – インデックス未登録」のページを1つずつ見て、不要なものを削除する。「お客様の声」のように、検索を狙っていないがサイトに必要なページは残してよい
- 削除後にサイトマップを更新して再送信する。削除したページは、Googleが404を認識するまで消えない。「ページ」レポートの「見つかりませんでした(404)」が落ち着いてから、サイトマップを最新の内容に更新する
記事を足すことを期待していると、先に引く提案は意外に感じるはずです。低品質な記事とスパム被リンクを抱えたままでは、新しい記事を足しても評価は上がりません。



「記事を消しましょう」と言うと、ほぼ全員が驚かれます。せっかく作ったのに、と。ただ、登録されず流入も無い記事は、サイトの評価を下げる側に回っています。消すのは後退ではなく前進です。
原因3 過去のSEO業者が残したスパム被リンク
無関係な高DRサイトからのリンクを疑う
被リンク調査ツール(Ahrefs など。無料枠でも上位のリンク元は見られます)で、リンク元のドメインを一覧にします。業種と無関係な英語圏のサイト、ドメイン評価(DR)だけが高いサイト、「順位低下に別れを告げ」のような機械的な記事からのリンク。ツールが「SPAM」と判定していれば、過去に順位操作のために張られたリンクです。Search Consoleなら「リンク」→「外部リンク」→「上位のリンク元サイト」で同じものが見られます。事例1ではDR73〜81の海外SEO業者サイトから13ドメインありました。
ツールの数値は上がるが順位には効かない
この手のリンクは、計測ツール上のドメイン評価を押し上げるので、効果があったように見えます。Googleの順位には効きません。リンク元が順位操作のためのスパムサイトと認識されているので、リンクされている側の評価にも悪影響が及びます。
否認ファイルでドメインごと切る
スパムと判断したドメインを否認ファイルにまとめ、Googleのリンク否認ツールからアップロードします。正常なリンクまで否認しないよう、迷うものは残します。
# 被リンク否認ファイルの形式(1行1ドメイン・UTF-8の.txt)
# 行頭の # はコメント
domain:example-seo-links.com
domain:rank-boost.example
domain:linkbox.example
効果が出るまでには時間がかかります。Googleの説明はこうです。
サイトに変更を加えた場合、Google のスパムポリシーを遵守していることを Google の自動システムが学習するのに数か月かかることがありますが、それにより掲載順位の改善につながる可能性があります。
Google 検索セントラル「Google 検索のスパムアップデートとサイトへの影響」
原因4 検索結果に出ているのにクリックされない
表示はあるのにクリックが無い
Search Consoleの「検索パフォーマンス」で、過去28日間の表示回数、クリック数、平均掲載順位を見ます。表示はあるのにクリック率が低く、掲載順位が10位台後半で何か月も止まっていれば、この原因です。数字そのものより、この状態が続いていることが問題です。事例1は表示143回に対してクリック9回、CTR 6.3%でした。
「誰向けか」が検索結果で伝わっていない
「クエリ」タブで、どんな言葉で表示されているかを見ます。一般的な語で表示されているのに、サービスには条件(女性専用、法人限定、特定の業種向け など)がある場合、タイトルにも検索結果の説明文にもその条件が書かれていないことがほとんどです。条件に合わない人まで訪問し、ページを読んでから気づいて離脱する。この行動が積み重なると、Googleはページが検索意図に合っていないと判断します。
一般語で上位にいるサイトは、条件を付けていないサービスがほとんどです。条件のあるサービスがその構成を真似すると、ずれはむしろ広がります。Googleには検索結果に多様なページを混ぜる仕組み(Query Deserves Diversity)があるので、誰向けかをはっきり打ち出すほうが、同じ土俵で戦うより有利に働くことがあります。
サイト名に条件を入れる


- トップページのタイトルに条件を明記する。「〇〇市のバーチャルオフィス」なら「女性専用バーチャルオフィス|〇〇市」のように、条件を先頭に
- 検索結果の段階で自分向けかどうかが分かれば、合わない人の訪問が減る。流入は減っても、滞在と問い合わせの率は上がる
- キーワードは一般語(〇〇市 サービス名)と条件語(条件 サービス名)の2軸で持つ。条件語で確実に取り、一般語はあとから
原因5 地域名で勝負するのに地域の情報が本文に無い
地域名は回数より文脈を比べる
「〇〇市 サービス名」のような地域キーワードを狙うサイトでは、上位サイトと自サイトで、地域名が何回、どこに、どんな文脈で出ているかを比べます。回数に数倍の差があることは珍しくありません。事例1では1位のサイトが約203回、自サイトは約57回でした。
見出しだけに地域名、本文に地域情報が無い
差を、地域名を足して埋めてはいけません。スパム判定のほうが先に来ます。問題は回数より、地域名が見出し(hタグ)に集中していて、本文には地域についての情報が無いことです。上位サイトは、立地やアクセス、その地域の商習慣、起業支援の制度を本文で語っていて、地域名はその結果として増えています。


立地・商習慣・支援制度を本文で語る
- 市内の具体的な立地とアクセス
- その地域のビジネス環境や商習慣
- その地域で起業する利点、起業支援制度、地域連携の実績
- 見出しにキーワードを詰めず、本文の説明文に織り込む



地域名を200回入れれば勝てる、という話ではありません。数えるのは回数より、上位サイトが地域について「何を語っているか」です。回数は結果としてついてきます。
原因6 誰が運営しているか分からない
会社概要に会社の実体を示す情報が無い
会社概要ページを開き、運営会社の正式名称、所在地、代表者、法人番号、公式サイトへのリンクがそろっているかを見ます。代表メッセージはあっても、会社の実体を示す情報が無いページがよくあります。
運営主体の明示が信頼のいちばん分かりやすい材料
Googleは信頼できる情報を優先する傾向を強めています。運営期間、ユーザー行動の蓄積、そして誰がどこで運営しているか。E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる考え方の中で、運営主体の明示はいちばん分かりやすい信頼の材料です。単独で順位を動かすというより、他の施策が効くための前提です。
公式サイトへのリンクと法人番号と構造化データを置く
- 会社概要ページに、運営会社の公式サイトへのリンクを置く
- 国税庁が発行する法人番号を記載する。第三者機関に認定された法人であることの証明になる
- 会社情報を構造化データ(JSON-LD の Organization)で記述し、クローラーが機械的に読める形で伝える
原因7 狙っている言葉をお客さんが検索していない
希望の語は先に月間検索数を見る
「この言葉で1位になりたい」という希望の語は、順位の前に、Googleキーワードプランナーで月間検索数を見ます。業界の側の言葉(売却専門、片手仲介、〇〇工法 など)は、月0〜10回ということがよくあります。その語で2位に出ていても、表示が年に十数回では問い合わせは増えません。事例3では希望の3語がすべて月0〜10回で、2位の語の表示は12か月で約15回でした。
お客さんは自分の状況の言葉で検索する


お客さんが打つのは、サービスの分類名より、自分の状況や悩みの言葉です。「相続した家を売りたい」「〇〇区で家を売りたい」「どこに相談すればいいか」。自社の強みと、お客さんの検索語がつながっているかを見ます。事例3では売却依頼の8割が相続だったのに、「相続 不動産 売却」(月約1,900回)にはほとんど表示されていませんでした。
表示はあるのにクリックされない語が伸びしろ
Search Consoleの検索パフォーマンスを、言葉のまとまりごとに見ます。クリックの多くが社名での検索なら、一般語では届いていません。一方で、数百〜数千回表示されているのに順位が11〜45位で止まっている語があれば、記事はあるのにタイトルが検索語とずれているか、専用ページが無いかのどちらかです。新しく作るより先に、ここのタイトルを検索語に合わせるのが早い対策です。
地図枠は口コミの数で決まる
地域名を含む検索では、通常の検索結果の上にGoogleマップの枠(地図枠)が出ます。自社が出ていないなら、出ている近隣の会社と比べます。サイトの中身で勝っていても、差がついているのはGoogleの口コミの数、ということが多い。ホームページの改善とは別に、Googleビジネスプロフィールの整備と、取引が終わったお客さんへの口コミの依頼が対策になります。事例3では近隣3社の口コミが15件・26件・149件で、依頼主は地図枠に表示なしでした。



「この言葉で1位になりたい」というご希望は、まず月間検索数を一緒に見るところから始めます。1位を取っても誰も検索していない、は本当によくあります。検索数を見せると、たいてい依頼主ご本人が「じゃあ違う言葉だね」とおっしゃいます。
順位が動くまでは原因ごとに数週間〜半年
原因2(低品質記事の削除)と原因3(被リンクの否認)はスパム関連の対応で、Googleの自動システムが改善を認識して評価を更新するまでに数か月から半年かかります。すぐに順位が動かなくても、施策が効いていないわけではありません。


実際の診断事例
本文の根拠になった3件です。症状、診断結果、提案した対策、結果を同じ形式で記録し、診断で見た画面も載せています。
表示はされるのにクリックされなかったサービスサイト






主要キーワード(〇〇市 バーチャルオフィス など)で検索結果には表示されるが、28日間でクリック9件・表示143回とほとんど選ばれていない。順位は低位で停滞し、コンテンツの改善が長期間行われていない
原因4 サービスが「女性専用」であることがタイトルに無く、検索結果の段階で分からない/原因2 過去のSEO施策で作られたコラム記事の大半が未登録(登録済み40に対し未登録335、「クロール済み – インデックス未登録」64が3か月横ばい)/原因5 1位サイトと比べ地域名の出現が約3.5倍の差(約203回対約57回)、しかも見出しに偏り本文に地域情報が無い/原因3 DR73〜81の海外SEO業者サイトなどからスパム被リンク13ドメイン/原因6 会社概要に運営主体の実体(公式サイト・法人番号)が無い
サイトタイトルに「女性専用」を明記し、一般語と条件語の2軸でキーワードを設計 → 低品質記事の削除、「クロール済み – インデックス未登録」ページの精査、サイトマップの再送信(削除対象URLを明示) → 本文に地域に根ざした情報を書く方針と記載例 → 13ドメインの否認ファイルを作成して納品 → 会社概要に公式サイトのリンクと法人番号を追加し、Organization の構造化データのテンプレートを納品
2日間で診断と提案書を納品(2025年11月19日〜20日)。実施は依頼主側。スパム関連の対応を含むため、順位の回復には数か月〜半年を見込む旨を報告書に明記
この診断で最初に決めたのは、何を足すかより何を引くかでした。低品質な記事と、スパム被リンク。この2つを抱えたまま記事を足しても評価は上がらないので、提案の前半は削除と否認になっています。もうひとつ、上位サイトの真似をしない判断をしています。「女性専用」は一般語で戦うには不利に見えますが、検索結果で誰向けかをはっきりさせたほうが、合わない訪問者が減り、結果として評価が上がります。
記事166本中、登録が約10ページの店舗サイト


記事166本・施工事例6本・固定ページ5本の計177ページがあるのに、Googleに登録済みなのは約10ページ(約5%)。検索結果への表示は1日8回程度、クリックは1日1件程度。月2〜3件の問い合わせはGoogleマップなど検索以外の経路と推定
原因1 サイトマップが約10か月間読み込まれていない。日付一覧・タグページに巡回が使われ施工事例に回っていない。166本がほぼ1カテゴリで一覧が16ページ以上続く深い構造。サーバーの平均応答3,512ミリ秒・接続失敗約3割(「ホストで問題が起きています」の警告)/原因3 低品質な外部サイトからのリンク465件(予防的に整理)/原因4 トップページのタイトルは上位2サイトと比べても最良で変更不要。見出し構造のみ修正が必要/原因6 店舗の構造化データ無し
GA4とSearch Consoleを導入し管理権限を依頼主に付与 → サイトマップを復旧して送信 → 465件の被リンクを否認 → サイドバーの不要リンクを停止し日付一覧を登録対象から除外 → トップページの見出し構造を修正 → 店舗の構造化データ(住所・営業時間)を実装 → robots.txt を静的化して応答遅延による巡回停止を解消(以上7項目を1週間で実施)。次の課題としてサーバー対策を3段階(上位プラン→移転→キャッシュ)で提案。競合比較から「2位サイトの上位ページは施工事例1枚(約22,000字)」と分かったため、100本近い施工事例を車種別・盗難手口別にまとめる第2段階も提案
7項目を2026年8月16日〜22日に実施完了。Googleの巡回数は実施直後から増加傾向。登録済みページの増加は3〜4週間後から見込み、経過は依頼主へ別途報告。サーバー応答の問題は依頼主側で早期対応が必要と明記
記事の中身には手を付けていません。タイトルも見出しも競合に劣らず、記事も100本以上ある。足りなかったのはGoogleがサイトを読める状態だけでした。依頼主には施工事例が100本近くあります。登録されれば、同じ土俵で戦える資産になります。
希望の言葉が月10回も検索されない不動産会社


売却相談の電話が2か月に1〜2件。「東京 売却専門不動産」など希望の3語で上位を取って電話を増やしたい。GA4とSearch Consoleのデータは12か月分ある
原因7 希望の3語は月間検索数0〜10回。「売却専門 不動産」は平均2位だが表示は12か月で約15回。売却依頼の8割が相続なのに「相続 不動産 売却」(月1,900回)「実家 売却」(月1,500回)にほぼ表示されていない。「〇〇区 × 売却・査定」約2,000表示で24〜45位、「土地売却 × 境界確定」約1,500表示で25〜40位、「マンション売却 × 居住中」約1,000表示で11〜19位と、表示はあるのに届いていない言葉が多数。地図枠は近隣3社(口コミ15・26・149件)が占め、依頼主は表示なし/原因4 成功率の表記が4種類(本文80%・説明文90%・SNS用80%・メイン画像95%)で食い違い/原因1 h1の無いページ9、403のまま一覧に残るページ9、パラメータ付きURLで未登録317件・重複138件/計測ではGA4に電話タップと問い合わせ送信のイベントが無く、旧UAタグが残り、アクセスの半数以上が海外からのボット
優先度Aは、電話タップと問い合わせ送信の計測設定、トップと無料相談ページのタイトル・h1を「東京都内」「相続」を含む形に修正、スマホ画面下に追従の電話ボタン、既存記事8本のタイトル・説明文を検索語に合わせて修正、成功率の表記統一、Googleビジネスプロフィールの整備と口コミ依頼(売主アンケート20件あり)。優先度Bは「相続不動産の売却」「〇〇区の不動産売却」の専用ページ新設と、403・パラメータURL・旧UAタグの技術修正。制作会社がそのまま作業できる別冊の実装指示書(変更前後のtitle・description・h1、GTMの設定、追従ボタンのコード)を添付
2026年10月に集客改善プランと実装指示書を納品。目標は売却相談の電話を毎月2件程度に。実装は制作会社側で進め、効果はGA4の電話タップ数と「相続」「〇〇区」を含む検索語のクリック数で確認する運用に
サイトの中身は、地元の競合より上でした。売却専門で、記事は約196本、成功率と期間の数字があり、売主アンケートが20件。足りなかったのは、売主が実際に検索する言葉に合ったページと、電話ボタンのタップが数えられる計測でした。希望のキーワードはトップページに残したまま、主軸を「相続」と「〇〇区」に置き換える提案にしています。
よくある質問(FAQ)
- 順位が上がらない原因を調べるのに、何のデータが必要ですか?
-
Search Consoleの閲覧権限(またはデータの共有)があれば、7つの原因のうち6つは判断できます。Googleアナリティクス(GA4)もあれば、離脱や滞在時間から検索意図のずれを裏付けられます。原因7(狙う言葉のずれ)はGoogleキーワードプランナーで月間検索数を見ます。
- 記事を削除すると、順位が下がりませんか?
-
登録されておらず流入も無い記事を削除しても、失うものはありません。サイト全体に占める低品質ページの割合が下がり、評価の前提が整います。削除するのは「検索を狙って作ったが評価されていない記事」だけで、お客様の声など必要なページは残します。
- 地域名を増やせば順位は上がりますか?
-
回数を増やすこと自体に効果はなく、不自然に増やすとスパム判定のリスクがあります。上位サイトとの差は地域名の数ではなく、地域の情報の量です。立地、アクセス、地域の商習慣、支援制度などを本文で語れば、地域名は自然に増えます。
- やることが多すぎて手が回りません。どの順番で進めればいいですか?
-
先に原因7で狙う言葉を確かめ、次に原因1・2・3(Googleが読める状態にして、マイナスを消す)、それから原因4のタイトル修正(すぐ効く)、最後に原因5の地域情報と原因6の運営者情報。この順で1つずつ進めれば、1〜2か月で一巡できます。
- 狙っているキーワードで上位なのに、問い合わせが増えません。
-
そのキーワードの月間検索数を調べてください。業界の側の言葉(売却専門、片手仲介など)は、お客さんの検索語になっていないことが多いです。Search Consoleで実際に表示されている言葉を見て、表示はあるのにクリックが少ない言葉から順にタイトルを合わせるほうが、問い合わせには近道です。事例3では希望の3語がどれも月0〜10回でした。
- サーバーの応答が遅いと、本当に順位に影響しますか?
-
順位への直接の影響より、問題は別のところにあります。応答が遅すぎてGoogleが robots.txt を取得できないと、Googleはその間サイト全体の巡回を止めます。巡回が来なければ、どれだけ記事を整えても登録されません。事例2では平均応答が3.5秒を超え、接続失敗が約3割あり、ここが登録数の少なさに直結していました。
- 診断だけ受けて、実施は自分でやってもいいですか?
-
問題ありません。診断の提案書は、各対策を自社で実施できるよう手順まで書いています。改善作業を依頼する場合の金額も提案書に明記するので、見積りとしても使えます。
まとめ
- 検索順位が上がらない原因は、1 クロールの不備、2 低品質記事の量産、3 スパム被リンク、4 検索意図のずれ、5 地域情報の不足、6 運営者の不明瞭さ、7 狙う言葉のずれ、の7つ
- 見る順番は1・2・3が先。Googleが読める状態か、マイナスを抱えていないかを確認してから、評価されない理由(4・5・6)へ
- 登録済みが総ページ数の1割以下なら中身の問題ではない。未登録が登録済みの数倍なら量産の失敗。「クロール済み – インデックス未登録」が横ばいなら再評価されていない
- 対策は「足す」より先に「引く」。低品質記事の削除と被リンクの否認を済ませてから新しい記事を足す
- 条件のあるサービスは、上位サイトの真似をせず「誰向けか」をタイトルに出す
- 狙っている言葉の月間検索数を先に調べる。業界の言葉で上位を取っても、お客さんがその言葉で検索していなければ問い合わせは増えない
- スパム関連の対応を含む場合、回復には数か月〜半年。すぐ動かなくても施策は効いている
- Search Consoleの実データで現状を分析
- クロール・低品質・被リンク・検索意図・地域・運営者・狙う言葉の7つの原因で診断
- 問題ごとの改善策と優先順位を提案書に
- 改善作業を依頼する場合の金額も明記(提案書が見積りを兼ねる)
- 実施は含まない。自社で進めても、依頼してもよい
合同会社キューブリック まずは状況をお聞かせください。作業前に内容と金額をお伝えし、追加料金はいただきません。
代表社員 / WEBエンジニアSearch Consoleの閲覧権限(またはデータの共有)が必要です。福岡県内は訪問も可能、県外はオンラインで対応します。相見積もり歓迎・キャンセル自由・営業はしません。

