検索順位が下がった原因を4つの手順で特定する調べ方

検索順位が下がったとき、疑う候補はだいたい決まっています。アップデート、ペナルティ、技術的な問題、競合、自分がサイトに加えた変更。足りないのは、どの順番で見て、何をもって除外するかです。ここが無いと、候補を眺めたまま「たぶんアップデート」で終わります。原因を間違えると対策も間違えます。この記事は、順位が下がった原因を除外しながら特定する4つの手順を、Search Consoleのどこを見てどう判断するかまで書いたものです。
根拠として、2件の診断記録を末尾に載せています。1件目は、アップデートもペナルティも自分の変更も原因ではなく、検索結果に出るページの「型」が変わっていたネットショップ。2件目は、コアアップデートの完了直後に表示回数が半減した制作会社。同じ手順を踏むと、同じ「下がった」でも別の原因にたどり着きます。本文で「事例1では」のように書いている数字は、そこから引いたものです。最終更新:2026年10月17日(診断事例 2件)
伊藤「アップデートのせいですよね?」と聞かれることが多いのですが、データで時系列を見ると、違うことがよくあります。原因を間違えると対策も間違えるので、最初にここを確定させます。
原因は4つの手順で除外しながら特定する


この順番で見ます。1と2を飛ばして3から始めると、noindexの付け忘れのような単純な事故を見落とします。3と4を飛ばすと、1と2で何も出なかったときに行き場がなくなります。
まず時系列をSearch Consoleの実データで整理する
記憶の「いつから」はたいてい流入が消えた日
覚えている「下がった時期」は、売上や問い合わせに響いた時期です。順位そのものは、その数か月前から上位と圏外を行き来し始めていることが多い。流入が消えた月を「下がり始めた月」と取り違えると、その月に起きたことだけを原因の候補にしてしまいます。事例1では、申告が「3月頃から」で、実データでは半年前の8月から不安定化していました。
16か月・完全一致・日別で表示回数を見る
- 「検索パフォーマンス」を開き、期間を「過去16か月」にする
- 「新規」→「検索キーワード」で、対象のキーワードを「完全一致」で絞り込む。「含む」にすると複合語が混ざり、推移がぼやける
- グラフで表示回数・クリック数・平均掲載順位を同時に出し、「日別」で見る
- 「ページ」タブに切り替え、そのキーワードの表示がどのページに集まっているかを見る(手順4で使う)
- グラフ下部の注釈(Search Consoleが記録しているGoogleの更新イベント)と、Google 検索ステータス ダッシュボードの更新履歴を、日付で照合する
減少がアップデート前なら原因ではない


Aのように減少がアップデートの前に始まっていれば、アップデートは原因ではありません。自分で加えたサイト改修や名称変更も同じで、下落のあとなら原因から外せます。事例1では、減少が3月中旬にほぼ終わっていて、コアアップデートの開始は3月27日、サイト改修は4月22日でした。
完了直後に半減していればその影響
Bのように展開期間の最終週に半減していれば、その影響です。悪いことをして消されたわけではなく、評価の基準が動いて相対的な評価が下がった、ということです。手動による対策も出ません。事例2では、12月12日から30日のコアアップデートの最終週に、週608回が271回に半減しました。
平均掲載順位は表示があった検索だけの平均


表示が1日に数回しか無い状態では、その数回がたまたま何位だったかで平均掲載順位が大きく振れます。平均14位と出ていても、28日の表示が48回なら、大半の検索では載っておらず、出たときだけ14位です。順位より先に表示回数を見てください。



平均掲載順位は、SEOに慣れている方でも引っかかります。順位チェックツールで「順位は変わっていない」と出ていても、表示回数が10分の1になっていたら、それは下がっています。
順位計測ツールの「圏外」は仕様変更の影響もある
2025年9月11日ごろ、Googleは検索結果を100件まとめて取得する仕組み(&num=100)を廃止しました。これで多くの順位計測ツールが11位以降、特に20位以降の順位を取得できなくなり、実際には20〜40位にいるページが「圏外」と表示されるようになりました。ツールの圏外とSearch Consoleの数字が食い違ったら、Search Consoleのほうが実際の掲載状況です。事例2の依頼主もツールで「圏外」を見ていましたが、Search Consoleでは表示が続いていました。



「圏外になった」と青ざめて相談に来られる方が、この1年で増えました。ツールの仕様が変わっただけで、Search Consoleを見るとちゃんと出ている、ということがかなりあります。
次に技術要因とペナルティの「問題なし」を記録する
Search Consoleで一つずつ確認して、「問題なし」を記録します。あとから「やっぱり設定ミスだったのでは」と話が戻らないようにするための手順です。
| 確認項目 | Search Consoleの場所 | 「問題なし」の意味 |
|---|---|---|
| 手動による対策 | 「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」 | 「問題は検出されませんでした」なら、Googleからのペナルティは受けていない |
| セキュリティの問題 | 同じメニューの「セキュリティの問題」 | ハッキング、マルウェア、不正なページ生成は無い |
| URL検査(対象ページ) | 上部の検索バーにURLを入力 | 「URLはGoogleに登録されています」なら、Googleはページを正常に認識している |
| ページのインデックス登録 | 「インデックス作成」→「ページ」 | 未登録の理由に異常な急増が無ければ、サイト全体の除外は起きていない |
| 同一キーワードでのURL競合 | 検索パフォーマンス→キーワードで絞り込み→「ページ」タブ | 表示回数が1ページに集中していれば、URLの重複や分散(カニバリゼーション)は無い |
5項目すべて問題なしなら、サイト側に下がる理由が見当たらないので、残る可能性は検索結果の側にあります。ここで複製ページや低品質ページが見つかれば、それは手順3の後で片づける対象として控えておきます。
検索結果に出るページの「型」が変わっていないか見る


上位40件をページの型で書き出す
対象のキーワードで実際に検索し、1ページ目から上位40件くらいまでの各結果を、ページの種類で分類します。ブログ記事、商品一覧、商品の個別ページ、会社案内、Q&A。あわせて各サイトのドメイン評価(被リンク調査ツールの100点満点の指標)と、比べたい場合は商品点数も控えます。
小規模サイトも上位にいるなら型で決まっている
1ページ目が1つの型で埋まっていて、その中にドメイン評価の低い小規模サイトも混ざっていれば、順位はサイトの強さや商品点数より、ページの型で決まっています。自サイトで順位を取っていたページがその型と違えば、原因は型です。事例1では「ドレッサー」の1ページ目11件がすべて商品一覧ページで、ドメイン評価36〜41のサイトが2位・10位・11位にいました。順位を取っていたのはブランド紹介型のトップページでした。
変わったのはサイトより検索結果の水準
その型で作り込まれたページを持つサイトがまだ少なかった時期は、別の型のページでも上位に入れていました。一覧の直上に説明文を置き、価格と色とタイプで絞り込めて、レビュー評価が一覧に出て、選び方のQ&Aまで1ページに収めたサイトが増えると、そうでないページが順に押し出されていきます。サイトはそのままなのに順位だけ下がったように見えるのは、このためです。
型が同じなら中身を要素で比べる
上位が自サイトと同じ型(制作会社の公式サイト同士、など)なら、差は中身にあります。上位サイトが共通して載せている要素を書き出して、自サイトに有るか無いかを並べます。制作実績、料金とプラン、お客様の声、専門コンテンツ、独自の強み。この表を作ると、何が無いかが一目で分かります。最近のコアアップデートは、実体験、一次情報、独自性を重く見る方向の調整なので、評価の根拠になる情報が無いまま基準だけが上がった、という形で下がります。事例2では、上位5社が実績と料金を載せていて、依頼主のトップページにはどちらも無く、姿勢の表明とサービス一覧が中心でした。



この表を作って初めて、依頼主も「直すのはトップページではなくカテゴリページなんですね」と納得されます。表にすると、話が一気に短くなります。
最後に評価が複数ページに分散していないか見る
表示回数が1ページに集中しているか
手順1で開いた「ページ」タブに戻って、そのキーワードの表示回数がどのページに集まっているかを見ます。集まっているページが、本来評価が集まるべきページ(一覧ページ、サービスページ)と一致しているかを確かめます。トップページに9割以上が集まっていて、本来のカテゴリページにはほとんど来ていない、という配分はよくあります。事例1では48万回のうち47.3万回がトップページ、カテゴリページは17万回表示でクリック5回でした。
記事を足すほど候補ページが増える
そのキーワードで表示されているブログ記事が何十ページもあれば、Googleから見た候補ページがそれだけ分散しています。1ページあたりの表示回数が数十〜数百回で、順位だけ良く見える記事は、ごく限られた条件でしか出ていません。記事を1本足すたびに候補が1つ増え、本来のページに集まるべき評価がさらに薄まります。
原因が型なら、型が合うページを作り替える
原因がページの型なので、対策も型を合わせることになります。効果が大きく、着手しやすい順です。
上位と同じ型のページに上位の要素をそろえる
- 一覧の直上に説明文(100〜200字)。取扱の特徴、タイプ、サイズ、価格帯に触れ、主キーワードと同義語を自然に含める
- 取扱の全商品(全サービス)をそのページに一覧表示する
- 一覧上に価格とレビュー評価を表示する
- ページ下部に「選び方」のQ&Aを3〜5問と、既存ブログ記事の要約を埋め込む
- titleタグを「〇〇 一覧|サイト名」の形にし、特定の下位語に偏らない主題にする
内部リンクをそのページへ集める
- トップページのメインナビゲーションとヒーロー画像直下から、そのページへ目立つリンクを置く
- すべてのブログ記事の冒頭または末尾に、そのページへのリンクを置く
- 商品ページのパンくずリストがそのページを経由していることを確認する
サブカテゴリで関連語を面で押さえる
上位サイトはサブカテゴリで関連キーワードを押さえています。タイプ別、サイズ別、機能別、価格帯別。すでに順位を取れている下位語があれば、そこから独立したサブカテゴリにすると早く成果が出ます。各サブカテゴリにも短い説明文を置き、親カテゴリと相互にリンクします。事例1では「組み立て簡単」系で5〜9位を取れていたので、ここを最初のサブカテゴリにしました。
主キーワードを狙う記事は増やさない
- 主キーワードそのものを狙う記事は、新規に増やさない。増やすほど評価が分散する
- 既存記事のうち「選び方」「サイズ」「比較」の内容は、一覧ページに要約として埋め込み、記事本体から一覧ページへリンクする
- 今後の記事は、購入後のお手入れ、設置例、比較検討など、一覧ページでは答えられないテーマに限る
1語・1ページへの依存をなくす
表示回数の9割以上が1ページと1語に依存していると、検索結果が変わるたびに同じことが起きます。同義語(化粧台・鏡台・メイク台のような言い換え)を説明文とサブカテゴリ名に取り込み、評価を受けるページと言葉を分けておきます。
原因が中身なら、掃除してから一次情報を足す
複製・低品質・404を先に片づける
型は合っていて中身で負けている場合、対策は2段になります。先に、手順2で見つけた技術的な問題を片づけます。複製プラグインで作った下書きが「-copy」のまま公開されている、1本のお知らせ記事が無関係な検索で大量に表示されている、404が残っている、titleの末尾に不要な記号がある、未登録ページがある。重複と低品質ページが評価を薄めている状態で、ここは1〜2週間で直せます。事例2では複製ページの公開と、無関係な検索で1,681回表示されて平均69位の記事がありました。
実績・声・料金・運営者を足す
そのうえで、トップページに制作実績(業種・目的・成果)、お客様の声、料金の目安とプラン、会社と代表者の情報を足します。手順3の比較表で「無い」と出た要素を埋める作業です。これが評価を戻す本体で、技術の掃除だけでは順位は戻りません。次のコアアップデートまでに両方を終えておくと、再評価の機会を逃しません。独自の切り口(特定業種への特化など)が上位に無ければ、実績と一緒に出すと差別化になります。
回復は2〜3か月、先に動くのは表示される語
施策後、Googleがページの主題を評価し直して順位に反映するまで、目安として2〜3か月かかります。この間は施策を追加せず、データの変化を見ます。順位そのものより先に動くのは、次の2つです。
- 作り替えたページが表示される検索語に、特定の下位語以外の主キーワードを含む語が増えているか
- 主キーワードでの表示回数が、トップページから作り替えたページへ移っているか
記事量産・トップ改修・名称変更はしない
| 主キーワードを狙った記事の量産 | 上位に出ているのが一覧ページなら、記事の出来に関係なく勝てない。候補ページが増えて評価が分散するだけ |
|---|---|
| トップページへの要素の追加(型が原因の場合) | トップページが紹介型なら、説明文や商品を足しても型は変わらない。手を加えるなら一覧ページ |
| サイト名の再変更、ドメインの変更 | 名称やURLが変わるとGoogleは評価を取り直す。回復させる局面で変えると再評価の分だけ遅れる |



「記事を増やしましょう」と言わない診断は、珍しいかもしれません。でも型が原因なら、記事は増やすほど評価が分散します。やらないことを決めるのも、診断の仕事です。
実際の診断事例
本文の手順の根拠になった2件です。症状、診断結果、提案した対策、結果を同じ形式で記録し、診断で見た図も載せています。
1ページ目から圏外へ落ちた家具のネットショップ




主力キーワード「ドレッサー」(月間検索36,000回)で、2026年3月頃から順位が大幅に低下。1ページ目→5ページ目→ほぼ非表示。4月にサイト改善、7〜8月にショップ名変更を実施したが戻らない。コアアップデートか、自社の変更が原因かを知りたい
手順1 時系列は、実データでは2025年8月から順位が不安定化、2026年1月中旬に流入が減少、3月中旬にほぼゼロ。コアアップデート(3月27日〜)も自社の変更(4月22日・7〜8月)も減少の後で、原因ではない。4月17〜21日の順位急落は表示がごくわずかな状態での平均掲載順位の振れ/手順2 手動対策・セキュリティ・URL検査・インデックス・URL競合の5項目はすべて問題なし/手順3 「ドレッサー」の1ページ目は11件すべて商品一覧ページ。楽天とAmazon(ドメイン評価93)がいる一方で、評価36の中堅ECが2位、41と37の小規模サイトが10位・11位。10位のサイトのドレッサーは11点で依頼主の約20点より少ない。順位を取っていたのはブランド紹介型のトップページ/手順4 表示48万回のうち47.3万回がトップページ、カテゴリページは17万回表示でクリック5回(Googleは「組み立て簡単」の専用ページ扱い)、記事43ページに評価が分散
カテゴリページを「ドレッサー」の一覧として作り替え(一覧直上の説明文・全商品表示・価格とレビュー・選び方Q&A・記事要約の埋め込み・titleの見直し)。トップと全記事からカテゴリページへ内部リンク。サブカテゴリ(三面鏡・コンパクト・ライト付き・組み立て簡単・価格帯別)の整備は、実績のある「組み立て簡単」から。「ドレッサー」狙いの記事は増やさず、選び方系はカテゴリページへ要約移管。同義語(化粧台・鏡台・ドレッサーテーブル・メイク台)への分散で1語依存を解消。記事量産・トップページ改修・名称再変更は「やらないこと」として明記
2026年9月1日にレポート納品。回復の目安は施策後2〜3か月。効果測定は「カテゴリページの表示キーワードの広がり」と「表示回数のトップ→カテゴリへの移動」で見る運用を依頼主に引き継いだ
上位ページと対象サイトのページの要素比較(2026年9月1日時点)
| 構成要素 | 上位サイト(2位・10位) | 対象サイトのトップページ | 対象サイトのカテゴリページ |
|---|---|---|---|
| ページの型 | 商品一覧 | ブランド紹介 | 商品一覧 |
| 一覧の直上に説明文 | ○ | × | × |
| 全商品の一覧表示 | ○ | ×(抜粋4点ずつ) | ○ |
| 絞り込み(価格・色・タイプ) | ○ | × | × |
| 一覧上のレビュー評価・価格 | ○ | × | △(価格のみ) |
| サブカテゴリへのリンク群 | ○ | △(文字リンク数個) | × |
| ページ内のQ&A・選び方コラム | ○ | △(別ページに分散) | × |
| 「ドレッサー」での表示回数(16か月) | — | 47.3万回 | 17万回 |
| 「ドレッサー」でのクリック(16か月) | — | 6,904回 | 5回 |
依頼主が疑っていた3つは、時系列のデータで全部外れました。自分たちが何かを壊したわけではない、と分かるだけで、依頼主の次の判断は変わります。記事を増やす提案はしていません。型が原因である以上、やることは型の合うページを1枚作り込んで、そこに評価を集めることに尽きます。
コアアップデート直後に表示が半減した制作会社




「〇〇 ホームページ制作」「〇〇市 ホームページ制作」で順位が下がり、順位計測ツールでは圏外。依頼主が検索しても見つからない。Search Consoleの12か月データで原因を知りたい
手順1 時系列は、2025年10〜12月が月2,400〜2,600回・平均21〜24位で安定。12月29日の週に表示回数が608→271回に半減し、平均順位が18位台から34位台へ。Googleコアアップデート(12月12〜30日)の完了直後と一致。「〇〇 ホームページ制作」は直近28日で表示48回・平均14.0位=出たり出なかったりの不安定な状態。「〇〇市 ホームページ制作」はほぼ消失。「〇〇 meo対策」は5位台で安定。ツールの「圏外」は2025年9月の仕様変更の影響/手順2 手動による対策なし。技術面では複製ページ(-copy)の公開、無関係な検索で1,681回表示される平均69位の低品質ページ、404が1件、title末尾の不要な「|」、未登録10ページ/手順3 上位は制作会社の公式サイトと比較記事で型は同じ。上位に共通する実績・料金・お客様の声・数字の裏付けが、依頼主のトップページには無い
フェーズ1(1〜2週間)は技術の掃除。複製ページの削除か非公開化と必要に応じた301、低品質ページの統合かnoindex、404の解消、未登録10ページの精査、titleの調整。フェーズ2が本体で、トップページに制作実績(業種・目的・成果)、お客様の声、料金目安とプラン、特定業種特化とサイト再生という独自ポジション、会社と代表者の情報を加える。フェーズ3として独自性のある専門コラムの定期発信と、5位台なのにクリック率0%のキーワードのタイトル改善、月次の効果検証
2026年9月20日にレポート納品。実装は依頼主側(別途見積りで対応可)。次のコアアップデートまでにフェーズ1・2を終えることを目標に設定
上位の制作会社サイトと対象サイトの要素比較
| 評価要素 | 上位の制作会社サイト | 対象サイトのトップページ |
|---|---|---|
| 制作実績の掲載 | ◎ 地元企業の事例を前面に多数 | × 掲載なし |
| 料金・プランの明示 | ◎ 3プラン制、49,800円〜、補助金対応の案内 | × 記載なし |
| お客様の声・第三者評価 | ○ 導入事例・声を掲載 | × 記載なし |
| 専門コンテンツ(コラム) | ○ SEO・集客の記事資産 | △ NEWSは掲載報告が中心 |
| 独自の強みの打ち出し | ◎ 各社明確 | △ 特定業種に特化しているが訴求が弱い |
事例1と同じ4つの手順を踏んで、たどり着いた原因は別でした。事例1はアップデートと無関係で型の問題、事例2はアップデートの直後に相対評価で落ちた、中身の問題。依頼主が最初に口にした「圏外になった」は、計測ツールの仕様変更で見え方が悪くなっていた部分もありました。「圏外」の一言から、Search Consoleの数字と検索結果の中身を見ていくと、直す場所は複製ページの掃除とトップページの実績欄だった、という診断です。
よくある質問(FAQ)
- コアアップデートの時期と重なっていたら、アップデートが原因と考えていいですか?
-
重なっているだけでは判断できません。表示回数の減少が、アップデートの開始日より前に始まっていないかを日別で確認してください。前から始まっていれば、アップデートは原因ではありません。開始日以降に急に減っている場合に限って、アップデートの影響を考えます。事例1は前から、事例2は直後でした。
- 順位チェックツールでは順位が保たれているのに、アクセスが減っています。
-
平均掲載順位も順位チェックの数字も、表示があった検索だけの結果です。表示回数そのものが減っていれば、順位の数字は実態を表しません。Search Consoleで表示回数の推移を先に見てください。順位は良く見えるのに流入が消えている、という状態がほとんどです。
- 「検索結果の型」は、どうやって確認すればいいですか?
-
対象キーワードで実際に検索し、1ページ目の各結果が記事、商品一覧、商品個別ページ、会社案内、Q&Aのどれかを書き出します。1つの型で埋まっていて、自サイトで順位を取っていたページがその型と違えば、型の問題です。被リンク調査ツールでドメイン評価も並べると、強さで決まっていないことまで確かめられます。
- 記事を増やせば順位は戻りませんか?
-
原因が型の場合、戻りません。上位が商品一覧ページで埋まっている検索では、記事の出来に関係なく一覧ページに勝てません。記事を増やすたびに候補ページが増え、一覧ページに集まるべき評価が分散します。記事は、一覧ページでは答えられないテーマ(お手入れ、設置例、比較検討)に限ってください。
- 順位チェックツールで「圏外」と出ました。本当に消えたのでしょうか?
-
まずSearch Consoleの検索パフォーマンスで、そのキーワードの表示回数と平均掲載順位を確認してください。2025年9月にGoogleが検索結果を100件まとめて取得する仕組みを廃止して以降、多くのツールが20位以降を取れなくなり、実際には20〜40位にあるページが「圏外」と出ます。実際の掲載状況はSearch Console側です。事例2でも、ツールは圏外、Search Consoleは平均14位で表示継続、という食い違いがありました。
- 原因の診断だけを依頼することはできますか?
-
できます。Search Consoleの16か月データと検索結果の分析から原因を特定し、優先順位つきの改善提案と「やってはいけないこと」までをレポートにまとめます。実施は自社で進めても、依頼しても構いません。改善作業を依頼する場合の金額はレポートに明記するので、見積りを兼ねます。
まとめ
- 検索順位が下がった原因は、1 時系列を実データで整理 → 2 技術とペナルティを除外 → 3 検索結果の型を見る → 4 評価の分散を見る、の順で特定する
- 減少がアップデートの開始日より前に始まっていれば、アップデートは原因ではない。完了直後に半減していれば、その影響
- 平均掲載順位は表示があった検索だけの平均。順位より先に表示回数の推移を見る。ツールの「圏外」は2025年9月の仕様変更の影響もある
- 1ページ目が1つの型で埋まり、小規模サイトも上位にいるなら、原因は「型」。記事を増やしても戻らない
- 型が同じで下がったなら、上位に共通する要素(実績・料金・声・数字)との差を埋める。複製ページや低品質ページの掃除は先に、1〜2週間で
- 対策は、型の合うページを1枚作り込み、内部リンクで評価を集めること。回復の目安は2〜3か月。記事量産・トップ改修・名称変更はしない
- Search Consoleの16か月データで時系列を整理(申告と実データのずれを確認)
- 技術要因・ペナルティを一つずつ除外
- 検索結果の上位40件を分析し、ページの型・強さ・競合を比較
- 原因の特定と、優先順位つきの改善提案
- 効果測定の見方と、やってはいけないことを明記
合同会社キューブリック まずは状況をお聞かせください。作業前に内容と金額をお伝えし、追加料金はいただきません。
代表社員 / WEBエンジニアSearch Consoleの閲覧権限(またはデータの共有)が必要です。改善作業を依頼する場合の金額はレポートに明記するので、見積りを兼ねます。福岡県内は訪問も可能、県外はオンラインで対応します。

