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エンジニア・SE・プログラマーの年収1000万円ロードマップ【必要スキルを解説】

2026 11/02
2026年5月12日2026年11月2日

この記事の結論:まずここだけ読んでほしい
  • 結論:エンジニア・SE・プログラマーで年収1,000万円は、未経験からでも目指せる水準です。ただし3〜5年の時間軸と、複数の技術領域を掛け合わせたスキルが前提になります
  • いま求められている人材:2026年は国内のランサムウェア被害が半期で過去最多を更新し、情報漏洩の公表も相次いでいます。セキュリティに強い人材と、AIを業務やサービスに組み込める人材の需要が同時に高まっています
  • 年収を上げる鍵:インフラ・セキュリティ・AI・設計の「掛け算」です。一つの言語だけを書ける人より、領域をまたいで価値を出せる人の方が希少性が高く、報酬にも反映されやすくなります
  • 合同会社キューブリックの見解:セキュリティを軸にキャリアを作りたいなら、現役ホワイトハッカーを含む講師陣から学べるRareTECHが有力な選択肢です。2026年10月からは専門実践教育訓練給付金の対象講座になり、条件を満たす場合は受講料の負担を大きく下げられる可能性があります

「エンジニアで年収1,000万円って、本当に届くの?」「未経験から目指すのは現実的なの?」——この記事にたどり着いた方は、そんな疑問を持っているはずです。そしてその裏には、AIが進化する中で、今からITを学んで本当に食べていけるのかという不安もあるのではないでしょうか。

この記事では、最新データで年収1,000万円の実態を確認したうえで、2026年に需要が急拡大しているセキュリティとAI開発・活用の2つの領域を軸に、年収を引き上げるスキルの組み合わせを解説します。未経験者向けのフェーズ別ロードマップと、現役エンジニアが年収を上げる戦略、そしてセキュリティに強くなりたい人に向けた学習環境まで整理しました。最後まで読めば、自分が次に何を学び、何から始めればいいかがはっきりします。

伊藤

未経験からエンジニアになり、起業した立場から言うと、年収1,000万円は「才能のある一部の人」だけの話ではありません。ただ、届く人と届かない人の差は、学ぶ順番と、どの領域を掛け合わせるかでほぼ決まります。その中身を具体的にお伝えします。

目次

年収1,000万円エンジニアの実態【2026年最新データ】

戦略を立てる前に、まずは数字で現実を確認しておきます。結論から言えば、会社員エンジニアで年収1,000万円を超える人はまだ少数派です。一方で、働き方やポジションを変えたときに数字は大きく動きます。つまり年収1,000万円は「エンジニアなら自然に届く金額」ではなく、戦略的にスキルとキャリアを選んだ人が届く金額だということです。

ここでは、会社員とフリーランス、職種やポジションによって年収がどう変わるのかを、公的統計や各社の調査をもとに整理します。データを見るときは平均値だけでなく、どの層にどんな条件の人が集まっているかに注目してください。それが、自分が目指すべき方向を決める材料になります。

会社員エンジニアで年収1,000万円を超える割合

dodaの調査(2025年)によると、ITエンジニア全体の平均年収は約469万円で、日本全体の平均年収(約429万円)を上回っています。ただし分布を見ると、300万〜500万円未満の層に多くの人が集中しているのが実態です。エンジニアという職種を選ぶだけで、自動的に高年収になるわけではありません。

年収1,000万円を超える割合は、給与所得者全体で約5.5%(国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」)です。エンジニアに限った調査では、30代で約1.6%(エンジニアtype調査)という結果も出ています。この数字だけを見ると厳しく感じるかもしれませんが、裏を返せば、正しい方向に努力した人だけが届く領域だということです。

一方で、企業側の求人は高い報酬を提示し始めています。求人プラットフォームLAPRASの調査(2024年)では、掲載求人の上限年収の平均が1,130万円に達していました。高いスキルを持つエンジニアが足りず、企業が報酬を上げてでも確保したい状況が続いていることがわかります。

区分 数値 出典
ITエンジニア平均年収(会社員) 約469万円 doda 2025年
日本全体の平均年収 約429万円 doda 2025年
年収1,000万円超の割合(給与所得者全体) 約5.5% 国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査
年収1,000万円超の割合(会社員エンジニア・30代) 約1.6% エンジニアtype調査
ITエンジニア求人の上限年収の平均 1,130万円 LAPRAS 2024年

※各調査の対象・時点は異なります。数値は執筆時点で確認できた公表値です。

フリーランス・上流ポジションで数字が大きく変わる理由

同じスキルを持っていても、働き方によって年収は大きく変わります。「フリーランス白書2025」では、フリーランスで年収1,000万円以上の人は約8.6%でした。フリーランスエンジニアの月額平均単価は約75.2万円(フリーランススタート調査・2025年)で、月単価83万円を超えれば年収1,000万円の計算になります。中間マージンが減る分、スキルが収入に直結しやすいのがフリーランスの特徴です。

会社員の場合は、ポジションが年収を決める大きな要素になります。年収1,000万円を超えるエンジニアの多くは、テックリード、アーキテクト、プロジェクトマネージャー、セキュリティスペシャリストといった上流の判断を任されるポジションに就いています。コードを書く量ではなく、設計や技術選定、リスク判断の責任を持つことで報酬が上がる構造です。

どちらのルートを選ぶにしても共通しているのは、一つの技術だけでは上流のポジションや高単価案件にたどり着きにくいという点です。インフラもわかる、セキュリティのリスクも判断できる、AIを組み込んだ設計もできる。こうした複数領域をまたいだ判断力が、年収1,000万円の分かれ目になります。

区分 数値 出典
年収1,000万円以上の割合(フリーランス全体) 約8.6% フリーランス白書2025
フリーランスエンジニアの月額平均単価 約75.2万円 フリーランススタート 2025年
年収1,000万円に必要な月単価(12ヶ月稼働) 約83.4万円 合同会社キューブリックによる計算

※フリーランスの年収は売上ベースの数値を含み、経費や税・社会保険料を差し引く前の金額です。

今「セキュリティに強いエンジニア」の価値が急上昇している理由

年収1,000万円を目指すうえで、2026年に最も追い風が吹いている領域の一つがセキュリティです。2026年に入ってから、国内ではランサムウェア被害や大規模な情報漏洩の公表が途切れることなく続いています。飲食チェーンのアプリ、通販サイト、宅配サービス、自治体の配信システムなど、生活に身近なサービスが次々に被害を公表しました。

こうした状況を受けて、企業はセキュリティを「情報システム部門の仕事」ではなく経営課題として扱い始めています。しかし、対策を設計し実行できる人材は圧倒的に足りていません。需要に対して供給が追いつかない領域ほど報酬は上がりやすく、セキュリティを理解したエンジニアの市場価値はこれからさらに高まると合同会社キューブリックは考えています。

2026年に相次いだ国内のサイバー攻撃・情報漏洩

警察庁の公表によると、2026年上半期(1月〜6月)の国内ランサムウェア被害件数は123件で、半期ベースで過去最多を更新しました。下半期に入っても勢いは収まらず、9月から10月にかけては1,000万件を超える規模の情報漏洩の公表が相次いでいます。

特に目立つのは、一つの委託先やクラウドサービスが破られたことで、それを使っていた多数の企業や自治体に被害が連鎖するケースです。2026年10月には、IDCフロンティアのクラウド基盤がランサムウェア攻撃を受け、495の企業・自治体に影響する障害が発生しました。さらに10月21日には、多くのWebサイトの土台であるPHP本体に重大な脆弱性が見つかり、国内でもサービスの予防的な停止が相次いでいます。

実際に破られた場所を見ると、サーバー側で権限を確認していないAPI、更新されていないソフトウェア、二段階認証のないアカウントなど、多くは基礎的な対策の穴でした。基礎を理解し、確実に固められる人がいれば防げた被害も少なくありません。主な事案は以下の通りです。

時期 企業・サービス 規模の目安 公表された原因・経路
2026年9月下旬 タイムズカー 約660万アカウント 不正アクセス。一部で本人確認書類の画像も漏洩
2026年10月上旬 GMOリサーチ&AI(アンケートサービス「infoQ」) 最大94万8,498人分の個人情報。ポイント約287万円分が不正交換 サービスで使用していたソフトウェアの脆弱性の悪用
2026年10月7日 IDCフロンティア(IDCFクラウド) 495の企業・自治体に障害 ランサムウェア攻撃
2026年10月15日 ソースネクスト 最大約2,252万件(可能性) 会員情報を取得するAPIの不正利用
2026年10月16日 Eストアー(ショップサーブ) 約2,336万人 アプリケーションの脆弱性の悪用
2026年10月16日 ヤマト運輸(クロネコ代金後払い) 約526万件の持ち出しを確認 第三者による不正アクセス
2026年10月21日 GMOインターネット(お名前.com デスクトップクラウド) 影響の可能性があるサーバー26,739件。FX取引口座での不正取引の報告あり サーバーへの不正なプログラムの設置と情報の持ち出し(侵入経路は未公表)。約80億円を要求する脅迫あり
2026年10月21日 PHP本体(通称php2shell) 国内の複数サービスが予防停止 PHP本体の重大な脆弱性(深刻度9.2)
2026年11月1日 GMOグローバルサイン(社員のID管理サービス) 顧客企業の個人情報 少なくとも4万5,030人分 設定ミスにより約9年間、外部から閲覧可能な状態だった

※各社・各機関の公表資料および報道をもとに合同会社キューブリックが整理(2026年11月2日時点)。オレンジ色の行はGMOインターネットグループの事案です。件数は各社の公表値で、「可能性」「最大」を含みます。原因が調査中の事案を含み、続報で変わる場合があります。

個々の事件の手口と、守る側のエンジニアがそれぞれにどう対処するのかは、ホワイトハッカーになるには?相次ぐ情報漏洩・AIハッキングから考える未経験からの学び方を解説で実例とともに詳しく解説しています。

GMOインターネットグループで相次いだ被害から見えること

2026年10月以降、国内有数のインターネットインフラ企業であるGMOインターネットグループでも、性質の異なる3つの事案が立て続けに公表されました。アンケートサービス「infoQ」ではソフトウェアの脆弱性を突かれて最大約95万人分の個人情報が流出し、FX自動売買向けの仮想デスクトップ「お名前.com デスクトップクラウド」では不正なプログラムが設置され、利用者の取引口座で不正な取引が行われたとの報告が寄せられています。さらに11月1日には、社員のID管理サービスで設定ミスにより顧客企業の情報が約9年間外部から閲覧できる状態だったことも公表されました。

注目したいのは、「お名前.com デスクトップクラウド」の対応です。GMOは利用者の端末を全国で預かり、グループのホワイトハッカーチームが端末の解析を進めていると公表しています。セキュリティの専門企業を傘下に持つ大手でも被害は防ぎきれず、事故が起きた後には攻撃の痕跡を調べ、被害の範囲を確定させる専門人材が欠かせないということです。

3つの事案は、脆弱性の放置、サーバーに保存された認証情報の窃取、設定ミスと、入口がそれぞれ違います。しかし、どれもネットワーク・サーバー・権限設計という基礎を理解した人が点検していれば、早い段階で気づけた可能性がある種類の穴です。下の時系列と表で、事案の流れと、それぞれから見える「求められるスキル」を整理しました。

「お名前.com デスクトップクラウド」不正アクセスの経緯(公表内容より)

10月19〜20日

利用者の問い合わせから調査開始、不正プログラムを確認

一部のサーバーで第三者による不正なプログラムの設置を確認し、新規申し込みとコントロールパネルへのログインを停止しました。

10月21日

全プランのサーバーを停止、脅迫メールを受信

被害の拡大を防ぐため全サーバーを順次停止し、第1報を公表。攻撃者とみられる者から約80億円を要求するメールを受け取りました。

10月22〜24日

警察に相談、影響範囲と補償方針を公表

影響の可能性があるサーバーは26,739件で、取引ツールに保存された取引口座のログイン情報なども含まれるとしました。見舞金の支払いや不正取引の損失補償の方針も公表しています。

10月25〜26日

利用者の端末を預かり、ホワイトハッカーチームが解析開始

マルウェアが実際に仕掛けられているかを含め、被害状況の確認と対処方法の特定を目指して解析を進めています。

10月27日

攻撃者とみられる者が情報の公開を開始

GMOは要求に応じない方針を示し、公開された情報にアクセスしたり拡散したりしないよう呼びかけています。

10月28日

総額100万米ドルを上限とする「GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金」を創設

犯人の特定・検挙や事件の解明に実質的に貢献する、具体的かつ検証可能な情報を国内外から募集。攻撃に使われたサーバー・ドメイン・アカウントと関与者の関係を裏付ける情報も対象です。翌29日時点で270件の情報が寄せられ、犯人の特定につながると考えられる有力な情報を警察などに提出予定と公表しています。

※GMOインターネットグループの公表(第1報〜第10報)および報道をもとに合同会社キューブリックが整理(2026年11月2日時点)。調査は継続中で、続報により内容が変わる場合があります。

事案 入口になった穴 防ぐ・対処するために必要な仕事 土台になる基礎スキル
GMOリサーチ&AI(infoQ) 使用していたソフトウェアの脆弱性 脆弱性診断、修正プログラムの迅速な適用 Linux・Webアプリケーション
お名前.com デスクトップクラウド サーバーへの不正プログラム設置(経路は未公表)。保存された認証情報が狙われた 端末・サーバーの解析(フォレンジック)、インシデント対応、認証情報の保管設計 OS・ネットワーク・ログ分析・認証
GMOグローバルサイン(ID管理サービス) 設定ミスによる外部公開が長期間放置 クラウド・アクセス権の定期的な設定監査 クラウド・権限設計

※原因・経路は各社の公表内容に基づきます。公表されていない部分は推測で補っていません。

伊藤(合同会社キューブリック 代表)

伊藤(合同会社キューブリック 代表)
未経験からエンジニアになり、現場経験・学びを継続して起業。プログラミング講師・IT教育コンテンツ制作にも従事

GMOのケースでは、犯人の特定や事件の解明につながる情報に対して、総額100万ドル(約1億5,000万円)を上限とする懸賞金まで設けられました。募集対象には、攻撃に使われたサーバーやドメイン、アカウントと関与者の関係を裏付ける情報も含まれています。こういう場面で本当に役に立つのは、ログや通信、サーバーの仕組みを読み解けるスキルです。

サイトやシステムを解析できる力があれば、有益な情報提供者として懸賞金を受け取れる可能性もあるかもしれません。さらに、その実力が知られれば、有名企業からセキュリティのコンサルタントとして高い報酬で声がかかる、そんな夢のあるキャリアも考えられます。実際、今回の対応でもセキュリティ企業やAI企業から協力の申し出があったと公表されていて、腕のある専門家が強く求められているのは間違いありません。

ただし、懸賞金の100万ドルは複数の情報提供者への支払いを含む制度全体の上限で、一人あたりの金額ではありませんし、求められているのは具体的で検証可能な情報です。そして何より、攻撃者のサイトや公開された情報に自分からアクセスしたり、許可なく他人のサーバーを調べたりするのは、法律に触れたり二次被害につながったりするおそれがあります。GMO自身も、公開された情報にアクセスしないよう呼びかけています。夢を現実にする近道は、合法な演習環境で基礎から腕を磨き、まずは正規の仕事で実績を積み上げることです。

企業の約半数が抱える「セキュリティ人材不足」

被害が増える一方で、守る側の人材は足りていません。ソフトクリエイトの「2026情シスアンケート」では、セキュリティの課題として「人材不足」「専門知識不足」を挙げた企業が5割弱にのぼりました。対策の必要性は理解していても、それを担える人がいないという状況です。

特に中小企業では、専任のセキュリティ担当者を置けず、情報システム担当が他の業務と兼任しているケースが珍しくありません。PHPの脆弱性のように、修正版の公開から数時間単位での対応が求められる場面では、セキュリティを理解した人が社内にいるかどうかがそのまま被害の差になります。また、2026年10月1日にはサイバー対処能力強化法が施行され、基幹インフラ事業者だけでなく、その取引先や委託先にも高いセキュリティ水準が求められていく見込みです。

こうした流れを受けて、企業が求めているのは「セキュリティ専門のエンジニア」だけではありません。開発エンジニアやインフラエンジニアにも、自分が作るシステムのリスクを判断できる力が求められるようになっています。セキュリティの知識は、専門職を目指す人にとっても、開発職を続ける人にとっても、年収を左右する要素になりつつあります。

セキュリティ×インフラが年収に直結する理由

セキュリティの知識が年収に結びつきやすいのは、担える仕事の責任範囲が広がるからです。脆弱性診断、クラウドの権限設計、インシデント発生時の調査と報告の支援など、セキュリティに関わる業務は、企業の信用や事業継続に直結します。責任の大きい仕事ほど、報酬も上がりやすくなります。

ただし、セキュリティは単独で学べる分野ではありません。攻撃は必ずネットワークを通り、多くのサーバーはLinuxで動いています。APIの権限確認やクラウドの設定ミスを見抜くには、Webの仕組みやクラウドの構成を理解している必要があります。つまり、セキュリティの価値はインフラの基礎の上に成り立つということです。

逆に言えば、ネットワーク・Linux・クラウドといったインフラの基礎を固め、その上にセキュリティを積み上げたエンジニアは、どの企業でも重宝されます。開発もでき、インフラもわかり、セキュリティのリスクも判断できる。この組み合わせを持つ人は市場にまだ少なく、上流ポジションや高単価案件への近道になります。

伊藤(合同会社キューブリック 代表)

伊藤(合同会社キューブリック 代表)
未経験からエンジニアになり、現場経験・学びを継続して起業。プログラミング講師・IT教育コンテンツ制作にも従事

今年の秋に破られた場所を見ていくと、ほとんどが「基本の部分」でした。権限を確かめていないAPI、更新されていないソフトウェア、二段階認証のないアカウント。特別な技術がなくても、基礎を理解している人がいれば防げたものが多いのです。

だからこそ、セキュリティ人材の価値は「派手な攻撃技術」ではなく「基本を速く、漏れなくやり切る力」にあります。そしてその力は、ネットワークやLinuxを地道に理解した人にしか身につきません。未経験者にとっては、むしろ正しい順番で学べばチャンスが大きい分野です。

もう一つの需要の柱:AIを「作る・組み込む」エンジニア

セキュリティと並んで需要が拡大しているのが、AIに関わるエンジニアです。生成AIの普及によって、企業は「AIを使う」段階から「AIを自社の業務やサービスに組み込む」段階に移りつつあります。そのため、AIツールを操作できるだけの人ではなく、AIを使った仕組みを設計・開発できるエンジニアが求められています。

AIに関わる仕事は、大きく分けて三つあります。AIを活用してマーケティングや業務効率化のツールを作る仕事、LLM(大規模言語モデル)や機械学習を使ってAIそのものを開発・応用する仕事、そしてAIを安全に使うための仕組みを作る仕事です。三つ目はセキュリティと重なる領域で、ここに強いエンジニアは特に希少です。順番に見ていきます。

AIを使ったマーケティング・業務効率化ツールの開発

多くの企業で最初に求められているのは、AIを既存の業務に組み込んで成果を出す開発です。たとえば、顧客データを分析して広告文やメール文面を自動生成する仕組み、問い合わせに一次回答するチャットボット、社内のマニュアルや過去資料を検索して回答する社内ナレッジ検索などが代表的です。

こうしたツールは、AIのAPIを呼び出すだけでは完成しません。社内のデータベースや業務システムとAPIで連携し、クラウド上で安定して動かし、利用者ごとに見られる情報を制御する必要があります。つまり、Webアプリ開発・データベース・クラウドの基礎がそのまま求められる仕事です。

この領域の強みは、成果が数字で見えやすいことです。作業時間が何割減ったか、問い合わせ対応のコストがどれだけ下がったかが明確になるため、企業にとって投資判断がしやすく、担当したエンジニアの評価にもつながります。マーケティングや営業など、前職の業務知識を活かしやすい点も、未経験からエンジニアを目指す人にとって追い風です。

AIそのものを開発するエンジニア(LLM応用・RAG・機械学習)

一歩踏み込んだ領域が、AIそのものを開発・応用する仕事です。LLMに社内文書を参照させて回答精度を上げるRAG(検索拡張生成)の構築、用途に合わせたモデルの調整、機械学習モデルの学習と評価、運用中のモデルを監視して性能を保つ仕組みづくりなどがこれにあたります。Pythonとデータ分析の基礎に加え、統計や機械学習の理解が必要になります。

この領域は求められる知識の幅が広く、習得には時間がかかります。その分、担える人が少なく、上流の技術判断を任されやすいポジションです。「どのモデルを使うか」「自社データをどう扱うか」「精度とコストをどう両立するか」といった判断は、事業の方向性にも関わります。

ただし、いきなりこの領域から学び始めるのはおすすめしません。AIの開発も、最終的にはサーバーの上で動き、ネットワークを通じてデータをやり取りし、データベースと連携します。合同会社キューブリックとしては、インフラとプログラミングの基礎を固めたうえでAI領域に進む順番が、結果的に最も早く伸びると考えています。

AI時代こそセキュリティ知識が欠かせない理由

AIの活用が広がるほど、AIに関わるリスクも増えていきます。IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が組織向けの3位に初めて選ばれました。生成AIを使って攻撃プログラムを作成した事例や、AIによってアプリの解析や脆弱性探しが効率化しているという指摘も出ています。

守る側にとっても、AIは新しい課題を生んでいます。AIに社内データを参照させるなら、誰がどのデータを見てよいのかという権限設計が欠かせません。外部からの入力でAIに意図しない動作をさせる攻撃や、AIエージェントが想定外の操作をしてしまうリスクにも備える必要があります。AIの出力を理解し、設計の穴を事前に潰せる人がいなければ、AIを導入しても事故の入口を増やすだけになりかねません。

つまり、AIを作れるだけ、セキュリティを語れるだけのエンジニアより、AIとセキュリティの両方がわかるエンジニアの方が圧倒的に重宝されます。マーケティングや効率化のためのAIツール開発でも、AIそのものの開発でも、最後に信頼されるのは「安全に動かせる人」です。ここが、年収1,000万円クラスのエンジニアとそうでないエンジニアを分けるポイントになります。

AIに関わる仕事 具体例 土台になる基礎スキル 学習の難易度
マーケティング・業務効率化ツールの開発 広告文・メール文面の自動生成、問い合わせ一次回答のチャットボット、社内ナレッジ検索 Webアプリ開発、API連携、データベース、クラウド ★★★☆☆
AIそのものの開発(LLM応用・RAG・機械学習) RAGの構築、用途に合わせたモデルの調整、機械学習モデルの学習・評価・運用監視 Python、データ分析、統計、機械学習 ★★★★☆
AIを安全に動かす仕組みづくり AIが参照するデータの権限設計、不正な入力への対策、AIエージェントの操作範囲の制限とログ監視 認証・認可、権限設計、ネットワーク・Linux、ログ分析 ★★★★★

※難易度は未経験から学ぶ場合の合同会社キューブリックの目安です。

年収1,000万円に届くのは「多彩なスキルの掛け算」ができる人

ここまで見てきた通り、2026年の市場で価値が上がっているのは、セキュリティとAIの両方に関われるエンジニアです。そして、どちらの領域もインフラやプログラミングの基礎の上に成り立っています。年収1,000万円に届くエンジニアに共通しているのは、一つの技術を極めることより、複数の領域を掛け合わせていることです。

ここでは、年収1,000万円を目指すうえで必要なスキルを5つの層に分けて解説します。下の層ほど土台になる基礎で、上の層ほど年収への影響が大きくなります。大切なのは、上の層だけを学んでも応用が利かないという点です。下から順に積み上げることで、学んだスキル同士がつながり、市場価値が掛け算で上がっていきます。

年収1,000万円エンジニアのスキルの積み上げ方(上ほど年収への影響が大きい)

⑤ 設計力・上流工程・問題解決思考
④ AI・データサイエンス
③ セキュリティ
② クラウド・インフラ
① 土台:ネットワーク・Linux・プログラミング

※下の層を飛ばして上の層だけを学ぶと応用が利きません。③と④はどちらを先に深めても構いませんが、最終的には両方を理解している方が上流の判断を任されやすくなります。

層 主な学習内容 目標になる資格の例 学ぶ時期の目安(未経験から)
① 土台 TCP/IP、DNS、Linuxコマンド、Python/JavaScript、Git LPIC/LinuC、CCNA、基本情報技術者 0〜6ヶ月
② クラウド・インフラ AWS/Google Cloud、Docker、Kubernetes、CI/CD AWS認定(SAAなど) 6ヶ月〜1.5年
③ セキュリティ 認証・認可、Webの脆弱性、ログ分析、脆弱性診断、インシデント対応 情報処理安全確保支援士 1.5〜3年
④ AI・データサイエンス データ分析、機械学習、生成AIのAPI実装、RAG G検定・E資格など 1.5〜3年
⑤ 設計・上流 要件定義、システム設計、技術選定、リスク判断 応用情報技術者、高度区分の国家資格 3年目以降

※時期は合同会社キューブリックの目安です。資格の取得を保証するものではありません。

①土台:ネットワーク・Linux・プログラミング

すべての技術の土台になるのが、ネットワーク、Linux、プログラミングの3つです。Webサービスもクラウドも、AIのシステムも、ネットワークを通じて通信し、多くはLinuxのサーバー上で動いています。この仕組みを理解していないと、上の層で何かが起きたときに原因を説明できません。

プログラミングは、PythonやJavaScriptなど一つの言語の基本文法から始め、Gitでのバージョン管理まで身につけるのが目安です。ここで重要なのは、コードを書けるようになることだけでなく、「なぜこの技術が存在するのか」「他の技術とどう連携するのか」という全体像を掴むことです。点ではなく線で理解できているかどうかが、この後の学習スピードを決めます。

この層は地味で成果が見えにくいため、独学では飛ばしてしまいがちです。しかし、セキュリティを目指す人にとっても、AIを目指す人にとっても、最終的に差がつくのはこの層の深さです。最初の数ヶ月を基礎に使うことは遠回りではなく、後から伸びるための投資だと考えてください。

②クラウド・インフラ

現在の開発現場では、多くのシステムがAWSやGoogle Cloudといったクラウドの上で動いています。クラウドの設計・構築・運用ができるエンジニアは需要が高く、フリーランス案件でも単価が上がりやすい領域です。AWSの認定資格(Solutions Architect Associateなど)は、スキルの証明として評価されやすい資格の一つです。

あわせて身につけたいのが、DockerやKubernetesといったコンテナ技術と、CI/CD(自動テスト・自動デプロイの仕組み)です。これらは現代の開発現場でほぼ標準になっており、アプリ開発とインフラの橋渡しができる人として評価されます。

クラウドとセキュリティは特に相性の良い組み合わせです。2026年の情報漏洩でも、クラウドの認証情報が盗まれたり、設定の不備を突かれたりした事案がありました。クラウドを使いこなしながら、権限設計や設定のリスクまで判断できる人は、セキュリティとインフラの両面で頼られる存在になります。

③セキュリティ

セキュリティは、インフラの基礎の上に積み上げることで価値が最大化する領域です。まず押さえたいのは、ネットワークセキュリティの基礎(ファイアウォール、VPN、暗号化)、Webアプリケーションの代表的な脆弱性、そして認証・認可(本人確認と権限確認)の仕組みです。2026年秋の情報漏洩の多くは、この認証・認可の不備が入口になっていました。

さらに専門性を高めたい場合は、脆弱性診断、ログ分析、インシデント対応といった実践的なスキルに進みます。攻撃者の視点でシステムの弱点を見つけ、攻撃を受ける前に対策を打てる人は「ホワイトハッカー」と呼ばれます。資格としては、国家資格の情報処理安全確保支援士などが目標になります。

注意したいのは、攻撃手法の学習は許可された環境でしか試してはいけないという点です。他人のシステムに無断で攻撃を試みる行為は、学習目的であっても不正アクセス禁止法に違反する可能性があります。自分で用意した検証環境や、CTF(セキュリティ技術を競う大会)のような公認の演習環境で学ぶことが大前提です。

④AI・データサイエンス

AI領域では、Pythonを使ったデータ分析と機械学習の基礎から始めるのが王道です。そのうえで、OpenAI APIやClaude APIなどを使った生成AIアプリの実装、RAGの構築、機械学習ライブラリ(scikit-learn、PyTorchなど)を使ったモデル開発へと進みます。

AIのスキルは、単体よりも他のスキルと掛け合わせたときに価値が高まります。クラウドの知識があればAIを本番環境で安定して動かせますし、セキュリティの知識があればAIに渡すデータの権限やリスクを設計できます。業務知識と組み合わせれば、マーケティングや効率化の成果に直結するツールを提案できます。

AIの進化は速く、ツールの使い方は数ヶ月で変わります。だからこそ、特定のツールの操作より、AIの出力が正しいかを判断できる基礎力と、新しい技術を自分で学び続ける力が重要です。AIを使う側にいながら、AIに代替されないエンジニアであり続けるための条件だと言えます。

⑤設計力・上流工程・問題解決思考

年収1,000万円を超えるエンジニアの多くは、要件定義、システム設計、技術選定、クライアントへの提案といった上流工程を担っています。コードを書くだけでなく、「何を作るべきか」「どの技術で、どんなリスクを考慮して作るべきか」を判断する立場です。

上流の判断に必要なのは、①〜④の幅広い知識です。たとえば、AIを使った新サービスを設計するなら、クラウドの構成、データの扱い、セキュリティのリスク、運用コストまで一度に考える必要があります。複数の領域を理解しているからこそ、全体を見た判断ができるのです。

そして最も差がつくのが、問題解決思考です。仕様書通りに作るだけでなく、問題の本質を自分で発見し、より良い設計を提案・実装できるかどうか。この力はAIに代替されにくい最も価値の高いスキルであり、合同会社キューブリックが「希少型エンジニア」の本質だと考えている部分です。

役職・ポジション 主に求められるスキルの層 会社員の年収目安 フリーランス月単価目安
プログラマー(初級) ① 300〜450万円 40〜60万円
システムエンジニア(中級) ①② 450〜650万円 60〜80万円
シニアエンジニア/テックリード ①②+③または④ 650〜900万円 80〜100万円
セキュリティスペシャリスト ①②③+⑤ 700〜1,100万円 80〜120万円
アーキテクト/ITコンサルタント ①〜⑤を横断 900万円以上 100万円以上

※各種求人情報・案件情報をもとにした合同会社キューブリックの目安です。企業規模・地域・経験年数・案件内容によって大きく異なり、特定の年収を保証するものではありません。

あなたはセキュリティ軸?AI軸?専門領域の選び方フロー

Q1. ネットワーク・Linux・プログラミングの基礎は身についている?
はい ▼
Q2. 「守る」仕事と「作る」仕事、どちらに興味がある?
守る ▼
セキュリティ軸
認証・認可、ログ分析、脆弱性診断へ
作る ▼
AI軸
Python、データ分析、RAG実装へ
いいえ ▼
まずは①土台から
どちらの軸に進むにしても、基礎を固めてから選ぶ方が結果的に早く伸びます

※どちらの軸を選んでも、最終的にはもう一方の基本も理解しておくと、上流ポジションで評価されやすくなります。

【未経験者向け】年収1,000万円へのフェーズ別ロードマップ

年収1,000万円は、一度の転職で届く金額ではありません。未経験からの場合、3〜5年という時間軸で、フェーズごとに目標を決めて積み上げていくのが現実的です。多くの短期スクールがゴールにしている「エンジニア転職」は、このロードマップではフェーズ1の終わり、つまりスタートラインにあたります。

最初の1〜2年は学習への投資期間で、年収はまだ大きく伸びません。しかし、基礎を固めてセキュリティやAIといった専門領域を掛け合わせられるようになると、転職や案件変更のたびに年収が大きく動き始めます。スキルと年収が比例しない時期があることを、最初から知っておくことが継続のコツです。

0〜6ヶ月

フェーズ0|学習・投資期:ITの全体像と基礎を体系的につかむ

ネットワークとLinuxの基礎、一つのプログラミング言語、Gitを学びます。技術を点ではなく線で理解できるかどうかが、この後の学習スピードを決めます。年収はまだ発生しない投資期です。

6ヶ月〜1.5年

フェーズ1|基礎構築期:一人でWebアプリを作り、クラウドに載せられる(年収目安300〜450万円)

フロントエンドとバックエンドの開発、データベース、AWSの基礎、Dockerを習得し、ポートフォリオを作ります。基本情報技術者試験も目標になります。未経験からのエンジニア転職が現実的になるのはこの時期です。

1.5〜3年

フェーズ2|専門領域の掛け算期:セキュリティかAIを軸に専門性を作る(年収目安450〜700万円)

クラウドの資格取得、CI/CD、チーム開発に加え、セキュリティ(認証・認可、脆弱性、ログ分析)かAI(Python、RAG、機械学習)のどちらかを軸に深めます。応用情報技術者試験や情報処理安全確保支援士も視野に入ります。

3〜5年目〜

フェーズ3|希少型確立期:設計・提案・判断を任される(年収目安700〜1,000万円超)

インフラ・セキュリティ・AIを横断した設計ができるようになり、テックリード、アーキテクト、セキュリティスペシャリストなどの上流ポジションや、高単価のフリーランス案件を狙えるフェーズです。

※期間・年収は合同会社キューブリックの目安です。学習時間や転職先によって前後し、到達を保証するものではありません。

【現役エンジニア向け】今の年収から1,000万円へ引き上げる3つの戦略

すでにエンジニアとして働いていて、「年収が500〜600万円から上がらない」と感じている方は、スキルの量ではなくスキルの組み合わせ方と、それを評価してくれる場所を見直す必要があるかもしれません。同じ技術力でも、何を掛け合わせ、どこで働くかによって年収は大きく変わります。

合同会社キューブリックが有効だと考えているのは、隣接領域への越境、フリーランスへの独立、高年収企業・ポジションへの転職の3つです。特に2026年は、今の専門にセキュリティかAIを掛け合わせることが、どの戦略を選ぶ場合にも交渉材料になりやすい状況です。

戦略 具体的な行動 向いている人
① 隣接領域への越境 開発者ならクラウドとセキュリティ、インフラ担当ならAIとセキュリティを習得し、担当範囲を広げる 今の職場で評価を上げたい人
② フリーランスへの独立 実務経験3〜5年、クラウドの運用経験、上流工程への関与を積んだうえで高単価案件を狙う 自分で案件を選び、収入を直接上げたい人
③ 高年収企業・ポジションへ転職 外資系や大手IT企業、セキュリティ専門企業、テックリード・アーキテクト職などへ移る 会社員のまま年収レンジを上げたい人

現役エンジニアのための戦略選びフロー

Q1. 今の専門以外に、セキュリティかAIの実務経験がある?
はい ▼
Q2. 実務経験は3年以上で、上流工程にも関わった?
はい ▼
②独立 or ③転職
高単価案件・上流ポジションを狙う
いいえ ▼
③転職を優先
評価してくれる企業で経験を積む
いいえ ▼
①越境から始める
今の職場でセキュリティかAIを学び、担当範囲を広げる

※合同会社キューブリックの見解に基づく目安です。家庭の事情や希望する働き方によって最適な選択は変わります。

伊藤(合同会社キューブリック 代表)

伊藤(合同会社キューブリック 代表)
未経験からエンジニアになり、現場経験・学びを継続して起業。プログラミング講師・IT教育コンテンツ制作にも従事

一つの言語だけを極めた専門特化型より、フロント・バック・インフラ・セキュリティ・AIまで対応できるエンジニアの方が、これからのAIやアプリの業界では活躍の場が広いと私は考えています。特に中小企業やスタートアップでは、一人で幅広く判断できる人の需要が非常に高いです。

AIが単純な実装を肩代わりしつつある今こそ、複数の領域をまたいで「安全に動くもの」を作れる人が求められています。今のスキルに安住せず、隣の領域に一歩踏み出す意識を持ち続けてほしいと思います。

独学で目指せるか?セキュリティ分野で特に独学が難しい理由

「無料の教材や動画があるのだから、独学で十分では?」と考える方も多いと思います。実際に独学でエンジニアになった人もいます。ただ、年収1,000万円という目標、特にセキュリティを軸にしたキャリアを考えるなら、独学の限界を正しく理解しておく必要があります。

独学で最もつまずきやすいのは、学ぶ順番です。ネットワークやLinuxといった成果の見えにくい基礎を飛ばし、目に見えるアプリ開発や攻撃ツールの使い方から入ってしまうと、後から応用が利きません。さらにセキュリティ分野には、攻撃手法を試せる環境が限られているという独自の壁があります。他人のシステムで試すことは許されないため、合法な演習環境を自分で用意するか、用意された環境で学ぶ必要があります。

そしてもう一つの壁が、質問できる相手がいないことです。ログを見て「これは攻撃なのか、正常な動きなのか」を判断する力は、現場を知る人に確認しながらでないとなかなか身につきません。現役のセキュリティ専門家に直接質問できる環境があるかどうかで、成長スピードは大きく変わります。

観点 独学 体系的なカリキュラムのスクール
学習順序 自分で設計する必要がある 基礎から専門まで順序が設計されている
セキュリティの演習環境 自分で用意。CTFなどを活用 講義や課題の中で扱える場合がある
詰まったとき 一人で解決。数日〜数週間かかることも 講師やメンターに質問できる
チーム開発経験 再現が難しい ハッカソンなどで経験できる場合がある
費用 ほぼかからない 数十万〜百万円以上。給付金の対象講座もある

セキュリティに強くなりたいならRareTECH(レアテック)

ここまで読んで、「基礎から積み上げ、セキュリティやAIを掛け合わせることが大切なのはわかった。でも一人でやり切る自信がない」と感じた方もいると思います。そこで合同会社キューブリックがおすすめしたいのが、希少型エンジニアの育成に特化したITスクール「RareTECH(レアテック)」です。

RareTECHは、プログラミングだけでなく、ネットワークやLinuxといったインフラの基礎から、セキュリティ、AI/データサイエンス、アーキテクティングまでを1〜2年かけて体系的に学ぶスクールです。特に注目したいのは、講師陣に現役のホワイトハッカーが在籍している点です(RareTECH無料カウンセリング資料より)。セキュリティに強いエンジニアを目指す人にとって、現場の第一線にいる専門家から直接学べる環境は、独学ではなかなか手に入りません。

RareTECH公式サイト

引用元:RareTECH(レアテック)公式サイト

RareTECHの特徴:インフラからセキュリティ・AIまで7領域を体系的に学ぶ

RareTECHのカリキュラムは、学習内容を500のステップに細分化した独自の設計です。インフラ、プログラミング、ウェブシステム、セキュリティ、アーキテクティング、AI/データサイエンス、UI/UXの7領域を横断して学びます。この記事で解説した「土台→クラウド→セキュリティ→AI→設計」という積み上げ方を、そのままカリキュラムとして実践できる構成です。

最大の特徴は、多くのスクールのようにプログラミング言語から始めるのではなく、ネットワークやLinuxといったインフラの基礎から学習を始める点です。インフラ教育への力の入れ方は外部の認定にも表れており、LPI-Japanのアカデミック認定校などの認定を受けています。セキュリティを目指す人がつまずきやすいネットワークとLinuxを最初に固められるのは、大きな強みです。

学習のサポートとしては、週2回のZoomによるリアルタイム講義(録画視聴も可能)、回数無制限の質問対応、専属メンターによる進捗管理が用意されています。チームでアプリを開発するハッカソンは1年で最大4回経験でき、成果物はポートフォリオにもなります。公式発表では受講生の90%以上がIT未経験からのスタートで、タイピングの基礎から始められる設計です。

他スクールとの違い:現役ホワイトハッカーを含む講師陣から学べる

RareTECHの講師は全員が現役エンジニアで、ヘッドハンティングのみで採用されています。7つの領域それぞれに専門の講師がいて、データサイエンティストやクラウドエンジニアに加え、ホワイトハッカーも在籍しています。セキュリティ分野の講義では、CEH(認定ホワイトハッカー)の資格を持つ講師が攻撃者の視点から防御を考えるハッキングデモなども行っています。

一般的な短期集中型スクールは、3〜6ヶ月で転職を目指す設計のため、Web開発の言語から学び始めることが多く、セキュリティに必要なネットワークやLinuxの理解は手薄になりがちです。RareTECHは、インフラ基礎から始まる学習順と、セキュリティの専門講師から学べる環境が一つのスクールの中で両立している点が独自の強みです。

一方で、RareTECHには転職保証がなく、求人紹介や面接対策が手厚いスクールではありません。「3ヶ月で確実に転職したい」という方には、転職保証のあるスクールや転職エージェントの方が合っている可能性があります。ただ、セキュリティエンジニアのように基礎の深さがそのまま実力になる職種を目指すのであれば、時間をかけて積み上げる設計は理にかなっていると合同会社キューブリックは考えています。

比較項目 RareTECH 一般的な短期スクール
学習期間 1年・2年 3〜6ヶ月が中心
学ぶ順番 ネットワーク・Linuxなどインフラ基礎から 言語・フレームワークから
セキュリティ分野 学習範囲に含まれ、講師に現役ホワイトハッカーが在籍 コースによって異なる
AI分野 AI/データサイエンスを学習範囲に含む コースによって異なる
質問できる環境 回数無制限 スクールによって異なる
転職保証 なし(返金保証・延長保証あり) あるスクールも多い
専門実践教育訓練給付金 対象(2026年10月1日〜) スクール・コースによる

「受講料が高いけれど本当に大丈夫なのか」と気になる方は、運営会社の情報や評判を検証したRareTECH(レアテック)は怪しい?評判や特徴からメリット・デメリットを徹底解説もあわせて読んでみてください。

料金と専門実践教育訓練給付金(条件を満たす場合)

RareTECHの受講料は、2年の完全希少型コースが132万円、1年の基本希少型コースが96万円(いずれも税込)です。1年コースはIT業界経験1年以上の方が対象のため、完全未経験の方は2年コースが前提になります。金額だけを見ると高く感じるのは当然です。

ただし、2026年10月1日から両コースが厚生労働大臣指定の専門実践教育訓練講座になりました。雇用保険の要件を満たす場合、受講中に受講料の50%、修了後に資格取得や就職などの要件を満たすと70%、さらに賃金が上昇するなどの要件を満たすと最大80%が給付される可能性があります。2年コースで全条件を満たした場合の給付額は最大105.6万円で、実質負担は26.4万円まで下がる計算です。

注意したいのは、給付金は自動的にもらえるものではないという点です。受講開始日の2週間前までにハローワークで受給資格確認を済ませる必要があり、受講中は6ヶ月ごとの中間課題に合格しないと給付の手続きに進めません。また、給付金は後から支給されるため、受講料はいったん立て替える必要があります。本記事は執筆時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトで確認してください。

コース 対象 受講料(税込) 最大給付額 実質負担(一括・最大給付時)
完全希少型(2年) IT業界未経験 1,320,000円 1,056,000円 264,000円
基本希少型(1年) IT業界経験1年以上 960,000円 640,000円 320,000円

※出典:厚生労働省「教育訓練給付金」、株式会社varのプレスリリース(2026年8月20日)、RareTECH無料カウンセリング資料をもとに合同会社キューブリックが整理。給付額は条件をすべて満たした場合の上限の目安で、1年コースは年間上限が適用されます。支給の可否・金額は個人の雇用保険加入状況等によって異なり、最終的な判断はハローワークが行います。

給付金の積み上がりイメージ(2年コース132万円の場合)

受講中(6ヶ月ごとに支給)50%・66万円
+修了後に資格取得・就職等70%・92.4万円
+受講前後で賃金5%以上アップ80%・105.6万円

※条件をすべて満たした場合の目安。実際の支給額・条件は個人の状況により異なります。

働き方 給付金の対象になる可能性 確認するポイント
正社員・契約社員・派遣社員 高い 雇用保険の加入期間が通算2年以上あるか(初めて利用する場合)
パート・アルバイト 加入していればあり 給与明細で雇用保険料が引かれているか
離職中 条件次第 離職日の翌日から受講開始日まで原則1年以内か
自営業・フリーランス・学生 原則対象外 学生は25歳以下向けの学割を検討する

※厚生労働省の公表情報をもとにした合同会社キューブリックの簡易整理です。支給の可否はハローワークが判断します。

給付金を使う場合の手続きスケジュール(受講開始日から逆算)

2〜3ヶ月前

RareTECHの無料カウンセリングを受ける

セキュリティを学びたいこと、給付金を使いたいこと、希望する受講開始時期を伝えます。

1〜2ヶ月前

ハローワークで相談し、キャリアコンサルティングとジョブ・カード作成

雇用保険の加入期間を照会し、訓練前キャリアコンサルティングを予約・受講します。

2週間前まで

ハローワークで受給資格確認を済ませる(期限厳守)

ここに間に合わないと、その受講開始日では給付金を使えません。

受講中

6ヶ月ごとに中間課題→受講証明書→1ヶ月以内に支給申請

中間課題に合格して受講証明書を受け取り、期間終了後1ヶ月以内にハローワークまたはe-Govで申請します。

※「2週間前まで」以外の時期は合同会社キューブリックの目安です。年度末などは窓口が混みやすいため、余裕を持って動いてください。

分割払いの手数料や給付金の入金タイミングを含めた詳しい試算は、RareTECH(レアテック)の料金は高い?|分割払い・保証制度・卒業生プランの詳細や自己投資回収目安を解説で、給付金を使える他のスクールとの比較は給付金・補助金が受けられるおすすめのプログラミングスクール5選で解説しています。

RareTECHがおすすめな人・向かない人

RareTECHが特におすすめなのは、相次ぐ情報漏洩のニュースを見て「守る側のエンジニアになりたい」と本気で考えている未経験者です。インフラの基礎からセキュリティまでを一本の道として学べるため、ホワイトハッカーやセキュリティエンジニアを目指す土台作りに向いています。

また、すでにエンジニアとして働いていて、今の専門にセキュリティやAIを掛け合わせて年収を上げたい方にも有力な選択肢です。独学でネットワークやLinuxの段階でつまずいた経験がある方、雇用保険に加入していて給付金の対象になる可能性がある社会人にとっても、以前より検討しやすくなりました。

反対に、半年以内に転職先を決めたい方や、転職保証がないと不安な方には向いていません。週2回の夜間講義(21時〜23時、録画視聴可)と自習の時間を2年間確保する必要があり、休会制度もありません。自分の生活で続けられるかどうかは、無料カウンセリングで学習計画を相談したうえで判断するのが確実です。

おすすめな人
  • 守る側のセキュリティエンジニア・ホワイトハッカーを目指したい
  • 今の専門にセキュリティやAIを掛け合わせたい
  • ネットワーク・Linuxなど基礎から体系的に学びたい
  • 独学で挫折した経験があり、質問できる環境が欲しい
  • 雇用保険に加入しており、給付金の対象になる可能性がある
向かない人
  • 半年以内に転職先を決めたい
  • 転職保証や求人紹介を最優先したい
  • 週2回の夜間講義と自習の時間を確保できない
  • 2年間の学習を続ける見通しが立たない

伊藤(合同会社キューブリック 代表)

伊藤(合同会社キューブリック 代表)
未経験からエンジニアになり、現場経験・学びを継続して起業。プログラミング講師・IT教育コンテンツ制作にも従事

未経験者を育ててきた立場から言うと、セキュリティを目指す人がつまずく場所はほぼ決まっています。ネットワークとLinuxです。ここを飛ばして攻撃ツールの使い方だけを覚えた人は、現場で「なぜそうなるのか」を説明できず、伸び悩みます。

RareTECHがインフラから教える設計を取っているのは、年収1,000万円クラスのセキュリティ人材を目指すうえで理にかなっています。そのうえで現役のホワイトハッカーに直接質問できるのは、独学ではまず手に入らない環境です。給付金の対象になったことで、費用面のハードルも以前より下がりました。

ホワイトハッカー講師の話を無料カウンセリングで聞く

相談のみでもOK|セキュリティを学びたいと伝えれば、学習計画と給付金の対象可否もあわせて確認できます

よくある質問(FAQ)

エンジニアで年収1,000万円を目指す方から、特によく寄せられる疑問をまとめました。未経験からの到達可能性や、2026年に需要が高まっているセキュリティ・AI分野の学び方、RareTECHの給付金の条件などを中心に答えています。制度や料金は変わる可能性があるため、判断の前に公式の情報源もあわせて確認してください。どの質問も、記事本文で解説した内容を短くまとめたものなので、気になる項目から読み、詳しく知りたい場合は該当する見出しに戻って確認するのがおすすめです。

Q1

未経験からエンジニアで年収1,000万円は本当に可能ですか?

目指すことは可能です。ただし、短期間の学習で届く金額ではありません。ネットワーク・Linux・プログラミングの基礎を固め、クラウド、セキュリティ、AIなど複数の領域を掛け合わせながら、3〜5年かけて上流ポジションや高単価案件を目指すのが現実的な道筋です。

Q2

2026年に年収を上げやすいスキルは何ですか?

需要が特に高まっているのは、セキュリティとAIの領域です。国内ではランサムウェア被害や情報漏洩の公表が相次ぎ、セキュリティ人材の不足を課題に挙げる企業が増えています。また、AIを業務やサービスに組み込める人材も求められています。どちらもクラウドやインフラの基礎と掛け合わせることで価値が高まります。

Q3

セキュリティとAI、どちらから学ぶべきですか?

どちらを軸にする場合も、最初に学ぶべきなのはネットワーク・Linux・プログラミングの基礎です。そのうえで、守る側の仕事に興味があればセキュリティ、データやツール開発に興味があればAIを軸にするとよいでしょう。最終的には両方を理解しているエンジニアの方が、上流の判断を任されやすくなります。

Q4

ハッキングの勉強をすると違法になりませんか?

学ぶこと自体は違法ではありません。ただし、他人のシステムやアプリに無断で攻撃を試みる行為は、学習目的であっても不正アクセス禁止法に違反する可能性があります。自分で用意した検証環境や、CTFなどの公認された演習環境で学ぶことが大前提です。

Q5

独学ではなくスクールを使うべきですか?

独学でも目指せますが、学ぶ順番の設計、つまずいたときの質問先、合法な演習環境の確保を自分で用意する必要があります。特にセキュリティ分野は、現場を知る専門家に確認しながら学ぶ方が理解が早く進みます。費用を抑えたい場合は、給付金の対象講座を検討するのも一つの方法です。

Q6

RareTECHを受講すれば年収1,000万円になれますか?

受講すれば必ず届く、というものではありません。RareTECHには転職保証もありません。ただし、インフラの基礎からセキュリティ・AIまでを体系的に学べるカリキュラムと、現役ホワイトハッカーを含む講師陣に質問できる環境があり、年収1,000万円を目指すための土台作りに適したスクールだと合同会社キューブリックは考えています。

Q7

RareTECHの給付金は誰でも受け取れますか?

誰でも受け取れるわけではありません。雇用保険の被保険者期間などの要件を満たし、受講開始日の2週間前までにハローワークで受給資格確認を済ませる必要があります。条件を満たす場合は、受講料の最大80%(年間上限あり)が支給される場合があります。本記事は執筆時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトで確認してください。

Q8

仕事をしながらでも学べますか?

学べます。RareTECHは完全オンラインで、500ステップのカリキュラムを自分のペースで進められます。週2回の夜間Zoom講義(21時〜23時)は録画でも視聴できます。ただし、自習時間も含めると相応の時間確保が必要なため、無料カウンセリングで生活に合った学習計画を相談しておくと安心です。

まとめ:年収1,000万円は「基礎×セキュリティ×AI」の掛け算で目指せる

エンジニア・SE・プログラマーで年収1,000万円を超える人は、会社員ではまだ少数派です。しかし、その多くは特別な才能を持った人ではなく、正しい順番で基礎を積み上げ、複数の領域を掛け合わせてきた人です。

2026年は、国内のランサムウェア被害が過去最多を更新し、大規模な情報漏洩の公表が相次ぎました。企業の約半数がセキュリティ人材の不足を課題に挙げる一方で、AIを業務やサービスに組み込める人材の需要も高まっています。セキュリティとAIの両方を理解し、インフラの基礎の上で安全なシステムを設計できるエンジニアは、これからさらに価値が上がっていくと合同会社キューブリックは考えています。

未経験の方は、まずネットワーク・Linux・プログラミングの基礎から始めてください。セキュリティに強くなりたい方は、現役ホワイトハッカーを含む講師陣から学べるRareTECHが有力な選択肢です。2026年10月からは専門実践教育訓練給付金の対象講座になり、条件を満たす場合は費用を大きく抑えられる可能性があります。まずは無料カウンセリングで、学習計画と給付金の対象可否を確認するところから始めてみてください。

この記事のまとめ
  • 年収1,000万円超は給与所得者全体で約5.5%、会社員エンジニア(30代)で約1.6%。上流ポジションやフリーランスで数字は大きく変わる
  • 2026年上半期の国内ランサムウェア被害は123件で半期として過去最多(警察庁)。企業の約半数がセキュリティ人材・知識の不足を課題に挙げている。10月以降はGMOインターネットグループでも、脆弱性の悪用、不正プログラムの設置、設定ミスによる情報漏洩が相次いで公表された
  • AIはマーケティング・効率化ツールの開発、AIそのものの開発、AIを安全に動かす仕組みづくりの3方向で需要が拡大している
  • 年収を上げる鍵は「ネットワーク・Linux・プログラミング→クラウド→セキュリティ→AI→設計」の掛け算
  • 未経験からは3〜5年の時間軸。転職はゴールではなくスタートライン
  • セキュリティに強くなりたいなら、現役ホワイトハッカーを含む講師陣から学べるRareTECHが有力。2026年10月から専門実践教育訓練給付金の対象(条件を満たす場合)

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掲載情報について:本記事の情報は、国税庁・警察庁・IPA・厚生労働省などの公表資料、各社の調査・公表資料、報道、RareTECH公式サイト、株式会社varのプレスリリース、RareTECH無料カウンセリング資料をもとに作成しています(2026年11月時点)。情報漏洩事案の件数・原因は続報により変更される場合があります。サービス内容・料金・給付金制度の条件は変更される場合があります。本記事は執筆時点の情報です。最新情報は必ず公式サイト・ハローワークで確認してください。
年収の目安について:職種別・フェーズ別の年収や単価は合同会社キューブリックの目安であり、特定の年収を保証するものではありません。
給付金について:給付額・実質負担額は条件をすべて満たした場合の試算です。支給の可否・金額は個人の雇用保険加入状況等により異なり、最終的な判断はハローワークが行います。


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この記事を書いた人

合同会社キューブリックのアバター 合同会社キューブリック 代表社員 / WEBエンジニア

合同会社キューブリックは、福岡県に拠点を置き、WEBサイト制作やSEO改善、デジタルマーケティングを総合的に支援する企業です。中小企業・個人事業主を対象に、WordPressサイト開発、キーワード戦略の立案、コンバージョン率最適化、テクニカルSEO対策などを提供。「集客できない」「問い合わせが来ない」といった課題を抱える企業の利益最大化に向けて、テクノロジーと人の力で徹底的に伴走し、ビジネス成長を支援しています。担当WEBエンジニア:伊藤プロフィール

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本社:〒812-0011
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作業拠点:福岡県古賀市(代表在住)

対応エリア:福岡県全域
(古賀市・福津市・宗像市・新宮町・糟屋郡・福岡市内は訪問対応)

月~金:10:00~18:00
定休日:土曜・日曜・祝日
TEL:050-6867-4814

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